報道発表資料
保健医療局

麻しん(はしか)患者の集団発生について

令和8年4月9日(木曜日)に、都内で麻しん患者(検査診断例)の発生がありました。
管轄保健所において疫学調査を実施し、複数の有症状者が確認され、検査の結果、複数名の方が麻しんと診断されました。現在、管轄保健所において接触者の健康観察を実施しています。
麻しんは感染力が強く、昨年から国内での報告数が増加しており、海外渡航歴のない場合も感染が確認されています。麻しんに対する免疫を持っていない人が、感染している人に接すると、ほぼ100%の人が感染します。
体調が悪い場合、特に発熱している方は外出、移動、人に会うことを控え、自宅等で療養してください。
麻しんを疑う症状があり医療機関を受診する際は、必ず事前に受診先医療機関にご連絡いただき、公共交通機関の利用を控えて、医療機関の指示に従って受診してください。

1 発生状況及び概要

(1)施設概要

新宿区内の小学校

(2)患者数

児童・教職員18人

(3)年代

10代、40代

(4)主な症状

発熱、発しん等

(5)海外渡航歴

なし

(6)ワクチン接種歴

1回以下2人、2回16人

2 対応状況

  • 現在、管轄保健所は関係機関と連携し、接触者への連絡、健康観察、有症状者に対する検査等を進めるなど、必要な感染拡大防止策を講じています。
  • 当該学校では、学年閉鎖等の対応を実施しています。

3 その他

本情報提供は、次頁以降の感染拡大防止に関する情報提供と注意喚起のために行うものです。報道機関各位におかれましては、患者、患者家族及び関係者等の個人情報、関係する事業所の情報について、人権への配慮及び、プライバシー保護の観点から、本人等が特定されないよう、格段の御配慮をお願いいたします。

都民の皆様へ

  • 麻しんは感染力がきわめて強い感染症で、典型的には、感染すると約10〜12日の潜伏期間の後に発熱や咳、鼻水といった風邪のような症状が現れ、2~3日熱が続いた後、39度以上の高熱と発疹が出現します。発症前日から周囲への感染力が生じると言われています。
  • 麻しんは予防接種で防げる病気であり、ワクチン接種は個人でできる有効な予防方法です。
    麻しんの定期予防接種(第1期:1歳児、第2期:小学校就学前の1年間)をまだ受けていない方は、かかりつけ医に相談し、早めに予防接種を受けましょう。
    手洗いやマスクだけでは、麻しんを予防することはできません。
    ワクチン接種によって体に免疫の備えができていると、ウイルスを早期に抑えこむことで、発症を防いだり(発症予防)、麻しんにかかったとしても症状が軽く、発熱等の症状の強さ、肺炎や脳炎といった重い合併症のリスクを下げたり(重症化予防)することができます。
  • 麻しんは昨年から国内での報告数が増加しており、海外渡航歴のない場合も感染が確認されています。体調が悪い場合、特に発熱している方は外出、移動、人に会うことを控え、自宅等で療養してください。
  • 海外に渡航し、帰国後3週間以内に発熱や発疹などの麻しんを疑う症状がある場合は、かかりつけ医または医療機関にまず電話で相談してください。受診の際は、必ず事前に受診先医療機関に海外渡航歴及び麻しんの疑いがあることを連絡の上、公共交通機関の利用を控えて、医療機関の指示に従って受診してください。

麻しんに関する基礎知識や予防接種及び相談について、詳細はこちら

QRコードの画像

参考

厚生労働省リーフレット:「麻しん(はしか)」は世界で流行している感染症です。

出国前

海外へ渡航される方へ(PDF:438KB)(外部サイトへリンク)

帰国後

海外から帰国された方(PDF:522KB)(外部サイトへリンク) 

※参考 麻しん(はしか)とは(PDF:214KB)

記事ID:000-001-20260422-056117