報道発表資料
建設局, (公財)東京動物園協会

多摩動物公園情報 アムールトラが生まれました!

多摩動物公園(園長 渡部浩文)で、このたびアムールトラが生まれましたのでお知らせします。
当園では、2024年以来、2年ぶりの繁殖になります。

1.生まれたアムールトラ

アムールトラの子どもの写真
生まれた子どもの様子(撮影日:2026年5月5日)

誕生日

2026年5月2日(土曜日)

頭数

2頭

性別

不明

両親

母親

イチ(10歳)

  • 2015年6月11日 周南市徳山動物園生まれ
  • 2019年12月18日 多摩動物公園に来園

父親

アルチョム(11歳)

  • 2015年4月23日 ティアパーク・ベルリン(ドイツ)生まれ
  • 2017年1月19日 多摩動物公園に来園

2.経緯

2026年1月14日から16日にかけてイチとアルチョムの間で複数回の交尾が見られました。イチに次の発情がみられなかったため、出産に向けた環境を整えるなど準備を進めてきました。監視カメラの映像から5月2日の6時ごろからイチに陣痛と思われる徴候が見られ始め、9時15分ごろに出産が始まり、12時までに2頭を出産したことを確認しました。
イチは今回が2回目の出産で、非公開の寝室内で落ち着いて子育てをしており、母子共に健康状態に問題がない様子です。母親が安心できる環境づくりを第一とし、慎重に親子の様子を見守っています。

3.公開について

公開日は決まりしだい多摩動物公園公式ホームページ(東京ズーネット)(外部サイトへリンク)にてお知らせします。

QRコードの画像
多摩動物公園公式ホームページ

4.当園での飼育状況(2026年5月11日現在)

5頭(オス2、メス1、不明2)※今回誕生した子どもを含みます。

5.国内の飼育状況(2025年12月31日現在)

23園館 47頭(オス24、メス23)
資料:アムールトラ国内血統登録台帳【(公社)日本動物園水族館協会】

参考

アムールトラ(食肉目 ネコ科)

(ワシントン条約附属書1、IUCNレッドリスト:EN(絶滅危惧1B類)、東京都ズーストック種)

学名

Panthera tigris altaica

英名

Amur tiger

分布

アムール(ロシア)、ウスリー(ロシア)、中国東北部

生息地

森林性で針葉樹林に生息

生態等

別名シベリアトラ。ネコ科最大の動物。トラは棲む地域によって5亜種に分類され、アムールトラはそのうちの1亜種です。トラは世界中で4,500頭ほど生息していると推定されていますが、そのうち約3,000頭はインドに生息しているベンガルトラです。アムールトラは森林で単独で生活し、同性個体間でなわばりを守ります。毛皮や漢方薬の材料としての乱獲、森林伐採などによる生息地の減少により生息数は非常に少なくなっています(推定270~490頭)。繁殖期は冬で、妊娠期間は100~108日です。平均3~4頭を出産します。3~5歳で性成熟に達します。成獣のオスで全長270~330センチメートル、体重180~306キログラム。メスはオスより小型です。

※「ワシントン条約附属書1、絶滅危惧1B類」の数字の正しい表記はローマ数字です。

記事ID:000-001-20260512-060408