- 報道発表資料
産業労働局
『令和7年度 東京の中小企業の現状(サービス産業編)』を発行しました
東京都は、都内中小企業の現状に関する調査を毎年実施しています。このたび、調査報告書として「令和7年度 東京の中小企業の現状(サービス産業編)」を発行しました。
本調査は、3年サイクルで継続的に「サービス産業」「流通産業」「製造業」を対象として実施しています。
報告書では、第1編で既存統計から東京のサービス産業の現状と変化を捉え、第2編で都内中小サービス業(主としてBtoBのサービス業)10,000企業へのアンケート結果に基づき経営実態を分析しました。第3編では同じくアンケート結果に基づき「設備投資の実施状況」、「価格転嫁の状況」、「脱炭素化の取組」及び「カスタマーハラスメントの現状」の各テーマについて分析を行いました。
1 報告書の概要
東京の中小サービス業の経営実態
- 創業時期は「2011年以降」(28.4%)が最も高く、「2001~2010年」(24.5%)、「1991~2000年」(17.2%)の順。
- 事業承継上の課題(複数回答)は、「適切な候補者の不在」(28.0%)が最も高く、「後継者の教育・成長」(22.9%)、「業界の将来性への不安」(15.9%)の順。
- 海外関連取引における企業・顧客の属する国・地域(最も年間売上高の多いもの)は、「アメリカ」(23.5%)が最も高く、「中国」(19.5%)、「台湾」(6.6%)の順。
- 従業員の過不足状況は、「適正」(59.5%)が最も高い。『不足』(35.3%)は3割を超え、『過剰』(2.1%)を上回る。
東京の中小サービス業に関するテーマ分析
- 設備投資を実施した目的(複数回答)は、「効率化・省力化」(47.1%)が最も高く、「維持補修・更新」(46.7%)、「能力拡充」(26.0%)の順。
- コスト上昇分の価格転嫁の割合(実施状況)を従業者規模別にみると、従業者規模が小さくなるほど「転嫁していない」が高くなる傾向がみられる。
- 脱炭素化の取組開始のきっかけ(複数回答)は、「経営者からの提案」(50.0%)が最も高く、「法令・規制への対応」(22.9%)、「国内取引先からの要請」(14.5%)の順。
2 調査の概要
(1)アンケート調査
1)調査対象
都内に本社のある中小サービス業について、無作為に10,000企業を抽出(対象業種は報告書参照)
総配布数
10,000
有効配布数
7,834
有効回収数
2,359
有効回収率
30.1%
2)実施時期
2025年(令和7年)7月~8月
3)調査方法
郵送による配布、郵送による回収
(2)ヒアリング調査
1)調査内容
経営理念、経営課題、今後の展望等
2)実施時期
2025年(令和7年)9月~12月
※報告書は、ホームページに全文を掲載しているほか、6月中旬より都内の主要図書館等で閲覧できます。
※全文掲載ホームページ(産業労働局トップページ→統計・調査→中小企業)
※別紙 令和7年度東京の中小企業の現状(サービス産業編)【概要版】(PDF:998KB)
※「第1編」「第2編」および「第3編」の数字の正しい表記はローマ数字です。
記事ID:000-001-20260526-064906