- 報道発表資料
保健医療局
手足口病が流行、都内で警報基準に達する 夏季に流行する小児の感染症にご注意ください
手足口病は、主に夏に小児を中心に流行する感染症です。
都内の小児科定点医療機関からの第26週(6月22日~28日)における患者報告数が2年ぶりに都の警報基準を超え、大きな流行となっています。
手足口病は、ウイルスによる感染症で、特別な治療法はありません。感染予防策としては、こまめな手洗いやマスクの着用、咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュ等でおおうなどの咳エチケットを心がけることが大切です。
また、夏には、ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱等も、主に小児を中心に流行します。ご家庭、保育所、幼稚園、学校等においても、感染予防策の徹底をお願いします。
※別紙「小児を中心に流行する感染症について(PDF:409KB)」も併せて御参照ください。
手足口病の症状、感染経路と感染予防のポイント
- 口の中、手のひら、足の裏などにできる発しんや水ほうが主な症状です。熱を伴う場合もあります。
- ウイルスが含まれた咳やくしゃみを吸い込んだり、手についたウイルスが口に入ったりすることで感染します。
- アルコール消毒が効きにくいため、流水や石けんでこまめに手を洗い、自分専用のタオルで手を拭きましょう。
- 咳やくしゃみをする時には口と鼻をティッシュ等でおおう等の咳エチケットを心がけましょう。
- 症状がおさまった後も、患者さんの便の中にはウイルスが含まれますので(2~4週間)、トイレの後やおむつ交換の後、食事の前には手洗いを心がけましょう。
手足口病の患者発生状況
- 令和8年第26週(6月22日~28日)の都内264か所の小児科定点医療機関から報告された定点当たり患者報告数(都内全体)は6.30人/週となっています。
- 患者報告数が警報レベルにあるのは、31保健所中16保健所で、管内人口の合計は、東京都全体の48.59%にのぼります。
警報基準について
- 都内264か所の小児科定点医療機関から報告された手足口病の患者数が、1定点当たり5.0人/週を超えると警報開始となります。警報は2.0人/週を下回る(警報終息)まで継続し、警報開始から警報終息までの間の状態を「警報レベル」としています。
- 都においては、「定点医療機関からの患者報告数が、都全体で警報レベル開始基準値を超えた場合」、または「警報レベルにある保健所の管内人口の合計が東京都全体人口の30%を超えた場合」を、都全体の警報(大きな流行が発生または継続しつつあると疑われること)としています。
東京都における定点当たり患者報告数(手足口病)(過去5シーズン)
出典:「東京都感染症発生動向調査」より
東京都における手足口病の発生状況(保健所管轄地域別)(2026年第26週)
- 発生状況(定点当たり患者報告数)の塗り分けは、各保健所の管轄範囲が単位(例えば、小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市は全て、管轄する多摩小平保健所における発生状況に対応した色で塗り分けられている)です。
- 手足口病については、「保健所単位で定点あたり5.0人/週を超えてから2.0人を下回るまでの間」を警報レベルとしています。現在、警報レベルにある保健所は、都内31か所中16か所で、報告数が高い順に町田市(19.25)、江東区(15.22)、八王子市(11.91)、多摩小平(9.60)、文京(8.75)、渋谷区(8.75)、中野区(8.50)、江戸川(8.50)、みなと(8.17)、多摩立川(8.07)、墨田区(7.40)、台東(7.25)、練馬区(6.15)、葛飾区(6.13)、中央区(6.00)、荒川区(5.75)です。
- 最新の情報については、東京都感染症情報センターのホームページをご覧ください。
記事ID:000-001-20260702-077031