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生活文化局

東京都が一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所と初共催「ハットニャール博士の研究所 2026 in 東京」開催レポート

2,800件超の応募が殺到した“無意識の思い込み”に気付く体験型イベント

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東京都は、子供が性別にとらわれず自分の可能性を広げることを目的に、一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所と初めて連携し、体験型イベント「ハットニャール博士の研究所2026 in 東京」を令和8年8月5日(水曜日)に共同開催いたしました。事前申込数は2,800件を超え、当日は小学生約280名や付き添いの保護者・教員計約550名が参加しました。

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イベント冒頭の「はじめの会」では、「アンコンシャス・バイアス(無意識の思い込み)」について説明したうえで、身の回りにはさまざまなアンコンシャス・バイアス(以下「アンコン」という。)があることを、具体的な例を交えながら伝えました。その中では、職業と性別に関するアンコンについて4コマ漫画などを通じて紹介され、子供たちが日常に潜むアンコンに目を向けるきっかけを得るところから、イベントが始まりました。

おかし、スポーツ、昔話
多彩な体験が子供たちの「ものの見方」をアップデート

5つの「とびら」と題した、協賛企業等が提供するワークショップでは、子供たちが楽しみながら自身のアンコンに気づくことのできる体験型プログラムが実施されました。くじで選んだ2つの「とびら」に入り、グループワークや身体を動かす体験を通じて、新しいものの見方を学んでいきました。

おかしのとびら(森永製菓株式会社)

本イベントのために特別に作られた「ハイチュウ」を使った体験を通して、見た目だけではわからないことへの気づき、一人一人の感じ方の違いを尊重し合う大切さを学びました。

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可能性のとびら(ミズノ株式会社)

スポーツを通して、年齢や性別、身⻑、体格などは関係なく、自分なりの工夫で最初の自分より上手にできるようになる体験を実施。「どうせ無理」とあきらめず、挑戦することや可能性を広げる大切さを学びました。

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かるたのとびら(パナソニック インダストリー株式会社)

アンコンをテーマにした同社オリジナルの「アンコンかるた」を使って、かるた遊びを行いました。また、気になったかるたや心に残ったかるたをヒントに、自身のアンコンに気づいたエピソードなどを語り合うワークショップを通して、相手や自分に対するものの見方を見直す大切さを学びました。

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桃太郎のとびら(山崎博司氏・小畑茜氏(株式会社博報堂クリエイティブ局))

「桃太郎」の物語を思い返したうえで、「子鬼の立場で考えるとどう見えるか」「どうしたら桃太郎と鬼が仲良くできるか」などを話し合い、相手の立場でものを見ることの大切さを学びました。

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れいとうのとびら(株式会社ニチレイ)

電子レンジを使った実験を通じて、冷凍食品やその技術に関する発見とともに自身のアンコンに気づき、こうした気づきが新たなアイデアにつながることを学びました。

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本年度初開催
保護者・教員向けセミナー

今年度は、付き添いの保護者や教員を対象としたセミナーを初めて実施しました。一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所の守屋智敬代表理事による講演では、東京都が実施した調査で、「男の子だから」「女の子だから」と言われた経験のある小学生がいることにも触れながら、大人の何気ない言葉や行動が、子供たちの意識や可能性に影響を与えることが伝えられました。

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一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所
守屋智敬 代表理事

また、アンコンを取り入れた授業を実践している東京都内の私立小学校教諭からは、授業を通じた児童の変化や、保護者・教員の気づきにつながった事例が紹介されました。プログラム中には、保護者・教員同士がアンコンについて考えたり、日頃の子供への声かけや関わり方を振り返ったりする意見交換の時間も設けられました。
参加者にとって、これまでの自身の言動を見つめ直すとともに、子供たちの可能性を広げるために、これからどのように関わっていくかを考える機会となりました。

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東京都私立小学校教諭
浜屋陽子

これまでに参加した子供達による研究発表

おわりの会では、これまでに本イベントに参加した子供たちが登壇し、イベント参加後の自身の変化や日常での実践についての研究発表を行いました。ここではその一部をご紹介します。

午前 大脇怜佳さん(参加当時小学4年生)

昨年、本イベントで「アンコン」を知った怜佳さんは、チアダンスチームでのリーダー決めをきっかけに、自分の中のアンコンに気づいた経験を発表しました。先生の「リーダーは6年生じゃなきゃいけないの?」という言葉を受け、自身の「リーダーは6年生がやるもの」というアンコンがあったことに気づいたといいます。学年にとらわれず、誰もが可能性を持っていると伝えてくれました。

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午後 宮田悠吾さん(参加当時小学4年生)

悠吾さんは、昨年参加した「おかしのとびら」での学びを振り返り、「自分は勉強ができない」というのはアンコンだったことに気づいたエピソードを紹介しました。アンコンに気づき、自身の考え方を見つめ直す中で、勉強の楽しさを知り、将来の夢に向かう気持ちが生まれたといいます。「どうせ無理」と決めつけず、まずはチャレンジしてみることの大切さを伝えてくれました。

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ちょっとのぞけば新たな発見!みんなの「気づき」が集まる「アンコン発見コーナー」

会場ロビーでは、一般の来場者も自由に体験・見学できる「アンコン発見コーナー」を設置。アンコンシャスバイアス研究所の認定トレーナーが研究員となって提供する「ハッ!」となるコンテンツの体験や、小・中学生が制作した「アンコンかるた」、アンコンをテーマにした「自由研究」の作品展示を通して、子供達はさらにアンコンについて理解を深めました。

参加者の声

小学生の声

  • 「アンコンは身近なものや自分にもあることが分かり、勉強になった」
  • 「『友達の好きなものに合わせないと』と思っていたが、これからは自分の意見を伝えていきたいと思った」
  • 「今行き詰まっている自分を励ましてくれる良い気づきになった」

保護者・教員の声

  • 「決めつけないことで子供の夢を広げることができると感じた」
  • 「アンコンは人生を楽しく生きていくための合言葉のようなものだと思った」

東京都は今後も、子供たちが性別にとらわれず、自分の可能性を広げることを応援するため、様々な取り組みを推進してまいります。

実施概要

名称

ハットニャール博士の研究所 2026 in 東京

日時

2026年8月5日(水曜日)

  • 午前の部:9時20分から12時00分まで
  • 午後の部:13時20分から16時00分まで

会場

日本科学未来館 7階(東京都江東区青海2-3-6)

対象

小学生、付き添いの保護者および教員

参加費

無料

主催

東京都、一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所(共同開催)

プログラム内容

  • 1)はじめの会
  • 2)小学生向けワークショップ
    • 企業による各「とびら」での体験を通じたアンコンシャス・バイアスの気づきの場
  • 3)保護者、教員向けセミナー
    • 一般社団法人アンコンシャスバイアス研究所 代表理事 守屋智敬氏による講演
    • 教員による授業導入の効果紹介(東京都私立小学校教諭)
    • 保護者、教員同士の意見交換
  • 4)おわりの会
    • 過去にイベントに参加した子供たちによる研究発表
    • まとめ

東京都男女平等参画推進総合計画について

東京都は、令和8年7月に「東京都男女平等参画推進総合計画」(以下「本計画」という。)を改定し、「誰もが自らの生き方を性別にとらわれず選択できる社会の実現」に向けた取組の強化を行っています。
本取組は、本計画のビジョン2「雇用・就業分野における女性活躍の推進 女性がいきいき働ける」の政策の柱3「女性の選択肢の拡大」に位置付けられています。

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本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略5 女性活躍「社会のマインドチェンジ」

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▲2050東京戦略

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