報道発表資料
保健医療局

東京都内でインフルエンザが流行開始 手洗い、咳エチケットなど、感染予防の徹底を

都内の第34週(8月17日から8月23日まで)の定点医療機関からのインフルエンザ患者報告数は1.49で、昨年(令和7年第39週:9月22日から9月28日まで)よりも1か月以上早く、流行開始の目安となる定点当たり1.0人を超えました。
夏休みの終了に伴い、多くの学校で新学期が始まり、児童・生徒を中心に人との接触機会が増加することから、学校や家庭内での感染拡大に十分な注意が必要です。
今後、本格的な流行が予想されるため、都民の皆様には、こまめな手洗い、換気、咳エチケット等、基本的な感染予防策を心がけていただくようお願いします。

インフルエンザ対策のポイント

  • こまめな手洗い、手指消毒
  • 着用が効果的な場面でのマスク着用
  • 休養、栄養・水分補給
  • 換気
  • 咳エチケット

参考

インフルエンザの流行・注意報・警報レベルについて

インフルエンザの流行開始の目安となる基準値は、1.0人/定点(週)、注意報レベル開始基準値は、10人/定点(週)、警報レベル開始基準値は、30人/定点(週)となっています。なお、注意報・警報の場合、開始基準値を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合には、広域的に流行が発生・継続しているとして注意報・警報を発します。

都内におけるインフルエンザ様疾患の集団感染事例の発生状況

第34週(8月17日から8月23日まで)に都内の学校や社会福祉施設等で発生したインフルエンザ様疾患の集団感染事例は、7件報告されています。

都内におけるインフルエンザ患者報告数(インフルエンザ定点報告)過去5シーズン

グラフの画像1

上記データは、都内のインフルエンザ定点医療機関から報告された患者数を報告機関数で割ったものです。

1 インフルエンザ様疾患の集団感染事例の報告数

グラフの画像2

都内学校等におけるインフルエンザ様疾患による臨時休業(学級閉鎖等)報告状況

  保育所  幼稚園  小学校  中学校  高等学校  その他  計 
2025~2026年シーズン累計
2025年9月1日~2026年8月23日 
0 290 4,250 1,477 349 11 6,377
2024~2025年シーズン累計
(同時期)
2024年9月2日~2025年8月24日 
0 37 1,018 394 87 1 1,537

2 インフルエンザウイルス検出状況 (感染症発生動向調査事業)

(単位:件)

グラフの画像3

  A型  B型 
AH1pdm09【注】  AH1
(Aソ連型) 
AH3
(A香港型) 
Victoria系統  Yamagata系統 
2025~2026年シーズン累計
2026年31週まで 
27(3.6%) 0(0.0%) 441(58.3%) 288(38.1%) 0(0.0%)
2024~2025年シーズン累計  250(63.9%) 0(0.0%) 83(21.2%) 58(14.8%) 0(0.0%)

【注】AH1pdm09:2009年に新型インフルエンザと呼ばれて流行したウイルス。
2011年4月1日から季節性インフルエンザとして位置づけられている。

3 インフルエンザ患者の年齢層別内訳

定点患者報告 年齢階層別内訳(直近5シーズン)

グラフの画像4
インフルエンザ定点医療機関から報告された患者の年齢階層別内訳(2025-2026シーズンは第34週分まで)

4 インフルエンザ流行分布マップ

地図の画像

定点当たり患者報告数が1.0人/週を超えた保健所は、都内31か所中20か所で、報告数が高い順に、島しょ(11.00)、渋谷区(5.00)、町田市(4.23)、中野区(2.67)、多摩小平(2.59)、千代田(2.33)、杉並(2.00)、江戸川(1.81)、北区(1.64)、葛飾区(1.62)、豊島区(1.57)、荒川区(1.43)、板橋区(1.40)、八王子市(1.40)、多摩立川(1.38)、世田谷(1.23)、足立(1.21)、多摩府中(1.17)、墨田区(1.13)、大田区(1.10)となっています。

インフルエンザに関する東京都の主な対策・情報提供

東京都健康安全研究センターによるインフルエンザに関する情報発信

「東京都感染症情報センター」のホームページにおいて、インフルエンザの発生状況や発生時の対策についての情報提供を行っています。

注意報・警報基準到達時における都民への注意喚起

都内における流行状況が注意報・警報基準に達した場合には報道発表を行っています。

  • 注意報基準
    定点医療機関からの報告において、定点当たり患者報告数が10人/週を超えた場合
  • 警報基準
    定点医療機関からの報告において、定点当たり患者報告数が30人/週を超えた場合

いずれの場合も、開始基準値を超えた保健所の管内人口の合計が、東京都の人口全体の30%を超えた場合には、広域的に流行が発生・継続しているとして注意報・警報を発します。

東京都のホームページにおける情報提供

インフルエンザの予防や啓発ツールに関する情報提供を行っています。

リーフレットの画像

保健所における地域住民・施設等への助言・指導等の実施

地域において施設等の実態を踏まえた助言や指導等を行っています。

※別紙 インフルエンザについて(PDF:572KB)

記事ID:000-001-20260827-088570