- 報道発表資料
産業労働局
都内CO2排出源を起点としたカーボンリサイクルの実現可能性調査を実施する事業者の決定
東京都は、2050年ゼロエミッション東京の実現に向け、CO2の排出を避けることが困難な施設からCO2の回収・利活用に係るサプライチェーンの構築を推進しています。
このたび、令和8年4月27日(月曜日)から7月3日(金曜日)まで、都内CO2排出源を起点としたカーボンリサイクルの実現可能性調査(フィージビリティ・スタディ。以下「FS」という。)を行う事業者を公募しました。外部有識者を含む審査会による審査の結果、4件の提案を採択しましたので、お知らせします。
事業概要
取組内容
都内施設を起点としてCO2を回収・利活用し、需要家や消費者に届けるまでの一連のサプライチェーンについて、実現可能性を調査
実施期間
令和8年度から令和9年度まで(2か年度事業)
- 事業者は、都指定施設(東京二十三区清掃一部事務組合が管理する清掃工場)または都指定施設以外の都内施設(事業者が設定)を起点として、CO2の回収・利活用に係るサプライチェーン構築の実現可能性を調査します。
- 都は、選定した事業者と協定を締結し、FSに係る費用を負担するとともに、進捗管理や最新情報の提供などのハンズオン支援(伴走支援)を行います。
- 選定された事業者は、東京都および「CO2の回収・利活用に向けた研究会」にFSの成果を報告します。
| コース | 採択件数 | 都の負担上限額 ※1件あたり |
|---|---|---|
| 1)都指定施設(清掃工場)を排出源とした実現可能性調査 | 2件程度 | 令和8年度:1億5,000万円 令和9年度:1億5,000万円 |
| 2)都指定施設以外を排出源とした実現可能性調査 | 2件程度 | 令和8年度:5,000万円 令和9年度:1億円 |
選定結果
| コース | 代表事業者 (構成事業者) |
提案概要 |
|---|---|---|
| 1)都指定施設(清掃工場)を排出源とした実現可能性調査 | 住友大阪セメント株式会社 (株式会社オムニア・コンチェルト) (株式会社タクマ) (岩谷産業株式会社) (大成建設株式会社) |
大田清掃工場のCO2を鉱物固定して建設・非建設資材に、また化学吸収法で回収し産業用原料・種苗施用に利用。 |
| 東京ガス株式会社 (株式会社タクマ) |
大田清掃工場で、化学吸収法でCO2を回収し、合成メタンに利用。都市ガス導管を活用。 | |
| 2)都指定施設以外を排出源とした実現可能性調査 | 東京ガスエンジニアリングソリューションズ 株式会社 | 都内工場におけるバイオ由来CO2を膜分離法で回収し、液化炭酸サプライチェーンを構築。 |
| 株式会社神鋼環境ソリューション (スマートシティ企画株式会社) |
八王子市・館クリーンセンターで回収したCO2を、建設資材・液化炭酸に利用。 |
事業スキーム
記事ID:000-001-20260916-094065