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平成29年(2017年)8月31日更新
平成29(2017)年8月29日(火曜日)、小池知事は、ユスラ・マルディニ UNHCR(国連難民高等弁務官事務所)親善大使と都庁で面会しました。
シリア難民であるマルディニ氏は、リオ・オリンピックで初めて結成された難民選手団の一員に競泳選手として選抜され、これまでの経験と勇気から史上最年少(19歳)のUNHCR親善大使に任命されました。同氏は、東京オリンピックを目指しながら、難民の状況の認知と支援を呼びかけています。
知事は、「祖国や家族のことが心配だと思うが、心を強く持ち、祖国が一日でも早く安定することを願いながら、世界中に紛争について発信するとともに、安定した社会をつくることを、オリンピックを通じて広めて欲しい」、「シリアが安定することによって、シリアの皆さんが有している可能性がもっと光ります」と励ましました。
マルディニ親善大使は、「祖国は内戦状態にあるが、私の今の情熱は泳ぐことであり、オリンピックを目指すという明確なゴールがあります。いつか祖国の皆さんに誇りに思ってもらえるように頑張りたい」と意気込みを語りました。また、UNHCRなどからの支援には感謝しているとしながら、「アスリートとしての活動などを通して、日本や世界で、より難民問題について知ってもらいたい」と述べました。
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