- 報道発表資料
保健医療局
「医師・歯科医師・薬剤師統計 東京都集計結果報告(令和4年)」 小児科・小児外科医師数、小児歯科医師数は、令和2年に比べ減少
このたび、令和6年3月に厚生労働省が公表した「令和4年医師・歯科医師・薬剤師統計」の結果をもとに、東京都分を集計しましたので、お知らせします。
この統計は、2年に一度実施しているものです(前回統計は、令和2年実施)。
前回統計に比べ、医師数は506人増加(1.1%増加)、歯科医師数は355人減少(2.1%減少)、薬剤師数は685人増加(1.3%増加)しました。
また、主たる診療科別【注】にみた小児科と小児外科の医師数との合計は、95人減少(3.5%減少)し、2つ以上の診療科に従事している場合の重複計上による小児科と小児外科の医師数との合計でみた場合は、189人減少(4.7%減少)しました(※統計の概要は、下記のとおり)。
【注】診療科について
主たる:複数の診療科に従事している場合の主として従事する診療科と、1診療科のみに従事している場合の診療科である。
複数回答:2つ以上の診療科に従事している場合、各々の診療科に重複計上している。
統計結果の主な内容
医師
医師数 | 48,578人 | 506人増加(前回比1.1%増加) |
---|---|---|
医療施設に従事する医師数 | 45,562人 | 484人増加(前回比1.1%増加) |
小児科と小児外科医師数との合計(主たる) | 2,634人 | 95人減少(前回比3.5%減少) |
小児科と小児外科医師数との合計(複数回答) | 3,865人 | 189人減少(前回比4.7%減少) |
産婦人科と産科医師数との合計(主たる) | 1,810人 | 16人増加(前回比0.9%増加) |
産婦人科と産科医師数との合計(複数回答) | 1,893人 | 23人増加(前回比1.2%増加) |
歯科医師
歯科医師数 | 16,890人 | 355人減少(前回比2.1%減少) |
---|---|---|
医療施設に従事する歯科医師数 | 16,293人 | 343人減少(前回比2.1%減少) |
小児歯科医師数(主たる) | 334人 | 13人減少(前回比3.7%減少) |
小児歯科医師数(複数回答) | 5,420人 | 275人減少(前回比4.8%減少) |
薬剤師
薬剤師数 | 53,527人 | 685人増加(前回比1.3%増加) |
---|
統計の概要
1 統計の目的
医師、歯科医師及び薬剤師について、性、年齢、業務の種別、従事場所及び診療科名(薬剤師を除く。)等による分布を明らかにし、厚生労働行政の基礎資料を得ること。
2 集計の対象
日本国内に住所があって、医師法第6条第3項により届け出た医師、歯科医師法第6条第3項により届け出た歯科医師及び薬剤師法第9条により届け出た薬剤師の各届出票を集計の対象とする。
3 集計事項
- 住所
- 性別
- 生年月日
- 登録年月日
- 業務の種別
- 従事先の所在地
- 主たる業務内容(薬剤師を除く。)
- 従事する診療科名(薬剤師を除く。)
- 取得している広告可能な医師・歯科医師の専門性に関する資格名(薬剤師を除く。)
4 届出の時点
令和4年12月31日現在
5 届出の経路等
- 届出義務者である医師、歯科医師及び薬剤師が、保健所、東京都を経由して厚生労働大臣に届出票を提出する。ただし、情報通信技術を活用した行政の推進等に関する法律(平成14 年法律第151号)第6条第1項の規定により、令和4年から医療機関等【注】に勤務する医師、歯科医師及び薬剤師については「医療従事者届出システム」を通じ、厚生労働大臣に届出票を提出することを可能とした。
【注】医療機関等とは、病院、一般診療所、歯科診療所、薬局、介護保険施設、医薬品製造販売業・製造業・販売業、教育機関、衛生行政機関・保健衛生施設等を基本として想定するが、それ以外の医師等が勤務する機関についてもオンラインによる届出は可能。 - 届出経路
- 紙媒体による届出
-
- ※令和4年12月31日現在、東京都における保健所設置市は、八王子市及び町田市である。
-
- オンラインによる届出
6 集計結果の概要
(1)概要
別紙「医師・歯科医師・薬剤師統計 東京都集計結果報告(令和4年)の概要」(PDF:338KB)のとおり。
(2)全文
保健医療局ホームページにて掲載しております。
記事ID:000-001-20250123-024995