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報道発表資料  2024年11月29日  福祉局

令和6年度(夏期) 路上生活者概数調査の結果

都は、都内における路上生活者数を把握するため、道路・公園・河川敷・駅舎等の路上生活者の概数調査を行いました。今回、その調査結果を取りまとめましたのでお知らせします。

1 調査結果(概要)

今回の調査で確認した令和6年8月時点での都の路上生活者数は、588人でした。このうち、都・区市町村等の調査による人数は359人(区342人、市町村17人)、国土交通省の調査による国管理河川の人数は、229人(区196人、市町村33人)でした。令和6年1月の調査結果と比べると、合計で36人の減となりました。

(単位:人)
  区市町村 国管理河川 合計
令和6年
8月
(a)
令和6年
1月
(b)
増減
(c)=(a)-(b)
令和6年
8月
(d)
令和6年
1月
(e)
増減
(f)=(d)-(e)
令和6年
8月
(g)
令和6年
1月
(h)
増減
(i)=(g)-(h)
23区 342 372 -30 196 199 -3 538 571 -33
市町村 17 18 -1 33 35 -2 50 53 -3
都合計 359 390 -31 229 234 -5 588 624 -36

※国管理河川分(国土交通省):多摩川、浅川、荒川、綾瀬川、江戸川等

区市町村別では、中央区、渋谷区等で減少し、施設別では、主に区管理公園で減少しました。
資料1(PDF:112KB)資料2(PDF:105KB)参照
これまでのホームレスの減少は、都と23区が共同で取り組んできた自立支援センター【注】の運営をはじめとする、路上生活者対策事業等の効果が寄与しているものと考えられます。

【注】自立支援センター:ホームレス及びホームレスとなるおそれのある方を一時的に保護し、就労による自立と早期の社会復帰に向けた支援を行う施設

2 最近の都内路上生活者数の推移

(単位:人)
  令和6年度 令和5年度 令和4年度
6年8月 6年1月 5年8月 5年1月 4年8月
夏期 冬期 夏期 冬期 夏期
23区 342 372 385 384 403
市町村 17 18 17 16 21
国管理河川 229 234 243 261 269
合計 588 624 645 661 693

3 調査方法等

ア 調査実施日時

原則として、令和6年8月1日(木曜日)から同月7日(水曜日)までの間の平日のうち1日(おおむね午前10時00分から午後4時00分までの時間帯に実施)

イ 目的及び対象者

都内における路上生活者数の実態を把握するため、道路、公園、河川敷、駅舎等の各施設別及び各区市町村別の人数調査を実施

ウ 調査方法

各施設管理者等の目視による確認調査であり、テントやダンボール等の中の確認や、路上生活者に対する聴き取りは行っていません。

参考

現在の方式(国管理河川もあわせて調査する方式)での調査を開始した平成14年8月以降で、都内の路上生活者数が最も多かったのは、平成16年8月の6,731人でした。
(うち国管理河川の人数1,080人は調査時期が異なるため参考数値)

問い合わせ先
福祉局生活福祉部保護課
電話 03-5320-4098

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