東京の観光振興を考える有識者会議
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平成28(2016)年11月24日(木曜)、「東京の観光振興を考える有識者会議」が開催され、小池知事が出席しました。
この会議は、幅広い分野の有識者との意見交換を通じて、東京における今後の観光振興の方向性や観光施策等について検討を進めるために設置されたものです。今回は3回目の開催であり、「新たな観光資源の開発」、「富裕層の誘致」、「受入環境(多言語表記等)」をテーマに実施されました。
冒頭に知事は、「観光をとりまく環境も、刻一刻と変わります。そうした変化をしっかりと受け止めながら、先読みもして、更に多くの観光客を日本へお迎えしたい」と述べました。
また、今回のテーマについて、新たな観光資源の開発では「東京には宝物がたくさん転がっているのに、まだまだ磨きが足りない。それを磨き上げ、ブランドとして育て、観光地の魅力に生み出すことは可能」、富裕層の誘致では「東京の都市としてのイメージ向上につながる工夫をしていきたい」、受入環境では「ITを使いながら工夫し、多言語の表示を充実します。トイレの洋式化を徹底します」として、「課題は山積しているが、皆さま方から意見をいただき、東京が元々持っているブランド力を、更に磨きをかけていくことを目標とします」と話しました。
続いて、プレゼンターから今回のテーマに沿ったプレゼンテーションが行われ、各委員との活発な意見交換が行われました。
今後、都では「2020年に向けた実行プラン(仮称)」を踏まえた「東京都観光産業振興実行プラン2017」の策定に向けて、12月下旬に「中間のまとめ」を公表します。その後、パブリックコメント等を実施し、年度内にとりまとめ、最終版を公表する予定です。