東京オリンピック・パラリンピック調整会議

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平成28(2016)年9月29日(木曜)、東京2020大会の関係組織の代表者が集まる東京オリンピック・パラリンピック調整会議が文部科学省で開催され、小池知事が出席しました。

冒頭、松野博一文部科学大臣から、今後は東京都、組織委員会、国の役割分担のあり方が主要な議題となるので、小池知事、丸川珠代東京オリンピック・パラリンピック担当大臣、松野大臣の3人が持ち回りで議長を務めるとの説明があった。続いて、鳥原光憲日本障がい者スポーツ協会日本パラリンピック委員会会長があいさつした。

会議では、組織委員会から今後の課題となる、路上競技の問題、輸送問題、仮設会場の問題について説明がありました。特に、トライアスロンや自転車のタイムトライアルなどは、一部の日程で平日開催が予定されているため、交通規制の観点から、休日化やサマータイムの導入、ルートの変更など、さまざまな検討が必要であるとされました。また、輸送問題については高速道路をどう活用するのか、仮設会場問題は役割分担・負担の在り方等についても検討が必要とされました。
会議終了後、知事は、主に輸送問題について話があったとしたほか、「都政改革本部のオリンピック・パラリンピック調査チームの報告書が出るにあたって、それぞれにヒアリングさせて頂いたことについてお礼申し上げた。いくつかの選択肢があるということが、報告書から示される。さまざまなことを総合的に判断して、これまで積みあがってきた費用をどうやってコストカットし、同時に、いかにレガシーとして残すかという判断をしていきたい」と述べました。

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