都立多摩図書館移転開館記念式典
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平成29(2017)年1月24日(火曜)、都立多摩図書館移転開館記念式典が開催され、小池知事が出席しました。
都立多摩図書館は、公立図書館では国内最大級の規模(約17,000タイトル)の雑誌を所蔵する「東京マガジンバンク」、子供の読書活動を推進する「児童・青少年資料サービス」の二つを柱としています。さらに、グループ閲覧室、セミナールーム、カフェスペースも併設されるなど、スケールアップして、1月29日に立川市から国分寺市へ移転開館します。
式典で知事は、移転にご協力いただいた方々に感謝を述べた上で、「利用者サービスの向上を第一とした、利用者ファーストの図書館」として、棚のスペース拡大、FREE Wi-Fiの設置、平日午後9時00分までの開館、親子トイレの設置、バリアフリー化など、だれもが使いやすい工夫がされていること、また、帰宅困難者対策として3日分の備蓄品を確保したほか、断熱効果の高い二重壁、LED照明など、「災害への備えや環境への配慮をしている」と話しました。また、「新しく生まれ変わった多摩図書館が、皆さま方が集い学び合う場、読書の楽しみを伝える場として、多くの都民の皆さま方に利用いただき、都民ファーストの図書館となるよう、教育委員会と共に力を尽くしていきます」と挨拶しました。
式典後、知事は書庫、子育て支援設備(親子トイレ等)、観光情報デジタルサイネージ・カフェスペースなどを視察し、児童書が集まる「えほんのこべや」では、地元の小学生に対し絵本の読み聞かせも行いました。