行政視察(大島町・利島村)
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平成29(2017)年1月29日(日曜)、小池知事は、大島町と利島村を訪問しました。
午前中に訪問した大島町では、まず、大島町役場で開催された「伊豆大島椿まつり」のオープニングセレモニーに出席しました。
このまつりは、1月29日から3月26日まで、伊豆大島各地区において、伊豆大島の名物・椿にちなんで、島をあげて行う一大イベントであり、郷土芸能や島内各所でパレード、椿展などさまざまなイベントが催されるものです。
セレモニーで、知事は、「伊豆大島は、30年前の三原山の噴火、そして、3年前に発生した土砂災害など、数々の自然災害を乗り越えてきました。安心して暮らせる島づくりに向けて、東京都としても引き続き、全力で支援していきたい」と挨拶しました。また、「2017年がスタートし、あと3年で、2020年の東京オリンピック・パラリンピックです。世界中から多くの人が訪れるこのスポーツの祭典は、伊豆大島の魅力を広く発信する、またとない機会になります。この島の魅力を一層磨き上げ、都知事として、世界に広く発信していきたい」と話しました。
まつりのオープニング後、大島町役場を後にした知事は、平成25年10月に発生した土砂災害の現場を視察し、献花を行いました。
次に、都立大島高等学校に到着した知事は、大島町及び大島支庁の若手職員との懇談会に参加し、大島の観光振興策について意見交換した後、教育機関としては世界初の国際優秀つばき園に認定された同校の椿園を視察し、生徒から椿の栽培についての説明を受けました。
大島町の視察を終えた知事は、「大島には、今回初めて伺いました。土砂災害の傷痕がまだ残っており、復興の途中であるという状況を実際に見ました。これからも都としてしっかりサポートしたい」と語りました。
その後、同日午後に、知事は利島村を訪問しました。
利島村では、利島村立利島小中学校で児童生徒と交流したほか、利島港で港の概要について説明を受けました。