国際金融都市・東京のあり方懇談会(第2回)
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平成29(2017)年1月31日(火曜)、「国際金融都市・東京のあり方懇談会(第2回)」が都庁で開催され、小池知事が出席しました。
会議の冒頭、知事は、「今回は2回目の会議だが、いよいよ金融の活性化に向けた本格的な議論を行っていきたい」とし、トランプ新政権の誕生による地殻変動、国際都市間の競争の激化を踏まえ、「高度人材が行き場を探しているのではないかと思います。その意味で、この懇談会は、磁石の役割を果たしてくれるのではないかと大変期待をしています」と述べました。また、2020年までに、都内のGDPの上昇、インバウンド(海外からの旅行者等の誘致)の増加、都民の生活満足度向上などについて数値目標を設け、世界の都市ランキング1位を目指すために『FIRST戦略(finance/innovation/rise/success/technology)』を作ったとして、「Fはfinance(金融)の頭文字。金融は極めて重要な分野であり、金融分野を伸ばしていくことで、大きな目標に一歩でも近づけると考えます。また、量だけではなく質を高め、かつスピード感を増して、国際金融都市・東京を目指していきたい。皆さま方の適切なアドバイスを期待しています」と挨拶しました。
続いて、「海外金融系企業の誘致促進等に向けた当面の対応」などについて報告があったほか、東京の優位性や金融業の成長を阻害する要因などのテーマについて、意見交換や懇談会メンバーからのプレゼンテーションが行われました。
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