行政視察(燃料電池バス)
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平成29(2017)年3月6日(月曜)、小池知事は、燃料電池バスを都営バスの一部路線で21日から運行することに先立ち、交通局関連の施設等を視察しました。
始めに知事は、都営バス 深川自動車営業所を視察し、営業所・自動車工場、燃料電池バスの概要、外部給電について説明を受けた後、実際に営業運行する予定の燃料電池バスに試乗し、イワタニ水素ステーション東京有明に移動しました。到着後は、水素ステーションを視察し、水素充てん設備などの説明を受けました。
視察を終えた知事は、燃料電池バスの試乗の感想について「乗り心地は静かで、快適」と述べました。また、燃料電池バスは新しいエネルギー利用の形であるとともに、段差がないノンステップバスや、車椅子での乗車にも配慮されている点に触れ、「燃料電池バスの導入を増やし、2020年までに全体で100台、都営バスで70台を目指す」と話しました。さらに、蓄電装置の機能も備えており、災害などの際には電気を供給できる点にも期待しているとしました。
一方で、燃料電池車や水素の充てんステーションを増やしていく上で、さまざまな規制や課題があるという点にも触れ、「安全を確保しながら、普及させていきたい」と述べました。