平成29年度定例第一回(春)関東地方知事会議

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平成29(2017)年5月24日(水)、平成29年度定例第一回(春)関東地方知事会議が都内で開催され、小池知事が出席しました。

会議では、「地方分権改革の推進」など、国の施策及び予算に関する12の提案・要望事項について協議が行われました。

東京都からは、「働き方改革の推進について」を提案しました。
小池知事は、「人口減少社会を考えると、一人一人のライフスタイルに合った働き方を、考えていかなければなりません。働き方改革の気運は出てきているが、一層後押しするために、さまざまな工夫が必要」と強調しました。「企業自らが実施する『働き方改革』の取組に対してインセンティブ(目的達成のための動機)を付与するなど、抜本的な対策を検討すること」、「民間企業で導入されている弾力的なフレックスタイム制を地方公務員にも導入すること」について、必要な法改正を国に要望したいと述べ、各県知事からの賛同を得ました。

また、小池知事が、先般閣議決定された衆議院議員選挙の区割案について、「東京都内でも12区市が分割されました。自治体の長と、衆議院議員を選ぶ単位が違う」ことにより、地域住民の声が国政に届かないとの懸念を示し、「有権者の混乱や選挙運営の安定性を考えると、地域の代表である知事会で声を上げるべき」と発言しました。
この問題は、しっかりとした議論が必要として、全国知事会でも提案していくこととなりました。
会議で各知事から出された提案・要望事項については、今後、関係省庁へ提出されます。

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