第23回夏季デフリンピック競技大会(トルコ共和国・サムスン)日本選手団・東京選出選手等と面会

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平成29(2017)年7月5日(水曜日)、小池知事は、大会出発前の第23回夏季デフリンピック競技大会(トルコ共和国・サムスン)日本選手団・東京選出選手等と都庁で面会しました。

デフリンピックは、国際ろう者スポーツ委員会の主催による聴覚に障害のある、ろう者の世界最高峰の国際スポーツ大会です。4年ごとに開催され、夏季大会と冬季大会が交互に2年おきに行われます。コミュニケーションは全て国際手話により行われるとともに、基本的にはオリンピックと同じルールで運営されているものです。
今回の夏季大会は、7月18日から30日までの13日間、トルコ共和国・サムスンで開催され、109か国・地域から約4,500名が21の実施競技に参加します。日本からは、108人の選手が陸上、バレーボール、サッカーなど11競技に参加予定です。

選手を代表して、水泳の茨隆太郎選手が、「日本代表として誇りと自覚を持ち、今まで練習してきたものを最大限発揮し、一人でも多くの選手がメダルを取れるように頑張っていきたい。この大会を通して、日本や世界で障害者に対する理解が深まるきっかけになるといい」と抱負を述べました。
卓球の亀澤理穂選手も、「デフスポーツの認知度はまだまだ厳しいが、皆さんに知ってもらうためにも、私達が沢山のメダルを取れるよう、精一杯頑張りたい。応援をよろしくお願いします」と意気込みを語りました。

知事は、手話を使って「東京都庁へようこそ」と歓迎した上で、都は誰もが活躍できるダイバーシティの実現を目指しているとして、「障害者スポーツがもっと盛んになり、選手の皆さんがスポーツをしやすい環境になるようにしたい」と挨拶しました。また、前回のソフィア大会(ブルガリア)での日本選手団の活躍に触れ、「今回の大会でも、多くのメダルを取れるように頑張っていただきたい」とエールを送りました。

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