レジ袋・食品ロス削減に向けた「もったいないキャンペーン」
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平成30年(2018年)10月20日(土曜日)、「チームもったいない」のメンバーであるイオン株式会社と連携し、都内ショッピングモールにおいて、レジ袋削減及び食品ロス削減に向けた普及啓発事業「もったいないキャンペーン」が実施され、小池知事が出席しました。
知事は、『もったいない』の行動は、「一人ひとりが関心を持つことから全てが始まります」、「キャンペーンなどを通して気付き、アイデアをシェアし、そして、実際の行動に移していただきたい」と挨拶しました。また、今のままレジ袋などのプラスチック製品が海に流れ続けると、2050年には、プラスチックごみの量が魚の量と同じくらいまで増加するとして、「どうやってストップするかが問われています」と訴えました。さらに、日本は食糧自給率が38%と低い一方で、食品ロスが646万トンに達していることに言及しました。賞味期限・消費期限が近い食品を有効活用する取組の一例として、東京都で貯蔵している防災用の食料品などは、期限が切れる前にイベント等で配布していることなどを紹介し、「レジ袋と食品ロスについて、皆さんとともに考えていきたい」と話しました。
トークショーでは、知事、イオン株式会社 執行役の三宅 香氏、歌手のhitomiさんが、エコバッグの活用によるレジ袋削減の取組や、企業における食品ロスの取組などについて、語り合いました。
hitomiさんの、「心掛けていくだけでも変わってきます。エコバッグが、皆さんの中で身近なものになると良い」、三宅氏の、「一人ひとりの行動は小さくても、積み重ねが大切」などの発言を受け、最後に知事は、「エコバッグで楽しく買い物ができるような雰囲気を作っていきたい。今日から『もったいない』を始めてください」と呼び掛けました。