「東京都自殺対策トップセミナー」
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平成30年(2018年)3月28日(水曜日)、「東京都自殺対策トップセミナー」が都庁で開催され、小池知事が出席しました。
このセミナーは、区市町村の自殺対策に関する理解を深めるとともに、自殺対策に携わる関係者の連携強化を促すことで、地域における自殺対策の取組を加速化することを目的として開催されたもので、区市町村長、区市町村及び都内の自殺対策関係者などが参加しました。
冒頭、知事は、東京都の自殺者は平成23年をピークに減少傾向にあるものの、依然として深刻な状況だとし、「自殺の背景は、さまざまな要因が複雑に絡み合っていますが、その多くは防ぐことができる社会的な問題です。東京都においては、保健、医療、福祉、経済、労働、教育等の関係団体、自殺防止活動を行っている民間団体、有識者からなる『自殺総合対策東京会議』を設けており、多角的な観点により自殺対策の推進を図っています」と挨拶しました。また、「一番のポイントは孤独。社会から一人、孤独になって、相談する人もいなくなり、最後は自死を選んでしまう。できるだけ自殺を未然に防止する社会づくりが必要です」と話しました。
記事ID:000-001-20241118-023229