岡田港船客待合所・津波避難施設 完成記念式典
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平成31年(2019年)2月5日(火曜日)、伊豆大島の岡田港において、「岡田港船客待合所・津波避難施設 完成記念式典」が開催され、小池知事が出席しました。
この施設は、島の玄関口や地域のにぎわい拠点としての機能を有する船客待合所と、津波到達までに安全に港湾施設利用者を避難させる津波避難施設との合築形式で整備されています。
船客待合所は、待合スペースの充足とバリアフリー化に対応しており、1階がチケットカウンターと待合所、2階が伊豆大島の特産品等を販売する売店、3階が島の食材を使用した料理を提供するレストランとなっています。地上から12.9メートルの高さの4階屋上部分が津波避難施設となっており、防災倉庫も設置されています。また、2階には、大島町が地域住民の交流の場として「岡田港ふれあい交流スペース」を整備しました。
式典で知事は、「島の港は、人と物の結節点。島民の生活、産業の基盤を支える重要な役割を担っています。また、屋上の津波避難施設は、港の利用者、島民の皆さまの命を守る重要な役割を果たします。流線型の船のようなデザインは、島の新しいシンボルになると期待しています」、「交流スペースは、まちの魅力を発信する拠点として使ってほしい」と挨拶しました。また、島々の持つ宝物を磨き上げ、島しょ地域のブランド化を目指す『東京宝島事業』に触れ、「自然を守り、自然の中で暮らす皆さまの命を守るとともに、経済を発展させ、多くのお客さまを島に迎えたい。大島をはじめとする島々が、東京宝島事業の下でますます発展することを心から期待しています」、「これからも皆さんと一緒に、島々のPR、振興に努めていきます」と述べました。
式典終了後、知事は島内の宿泊施設等を視察しました。