パリで回収した使用済み携帯電話の引き渡しセレモニー
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平成31年(2019年)2月7日(木曜日)、小池知事はローラン・ピック駐日フランス大使と都庁で面会し、『都市鉱山からつくる!みんなのメダルプロジェクト』により回収された携帯電話の電子基板の引き渡しを受けました。
東京2020大会のメダルとなる金・銀・銅を含むこれらの電子基板は、平成30年10月31日(水曜日)から11月7日(水曜日)までの間に、パリ市で実施された使用済み携帯電話回収事業により回収された311個の携帯電話から取り出されたものです。
ピック大使は、このプロジェクトについて、「循環型経済の大切さを、改めて多くの人たちが知ることになります」、「循環型経済の大切なところは、資源を無駄遣いすることなく、ごみを減らしていくこと。環境保護のために、一般市民が参加できるプログラムは、大変有意義なものです。パリ市民がプログラム参加して貢献できたものを届けられることが嬉しい」と述べ、電子基板を知事に手渡しました。
知事は、「パリ市民、フランス国民の皆さんの環境に対する熱い思いと、さらに熱い東京2020大会の成功に向けての思いを持ってきていただきました」と述べ謝意を表しました。また、「駐日フランス大使館が『チームもったいない』に参加してくださることは、大変心強い。市民、国民が一緒になって広げる環境のキャンペーンを、アジアとヨーロッパでそれぞれ日本とフランスがリードしていけると良い」と話しました。