第33回東京都平和の日記念式典
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令和5年(2023年)3月10日(金曜日)、小池知事は、第33回東京都平和の日記念式典に出席しました。式典では、東京空襲をはじめ戦災で亡くなった方々を追悼し、世界の恒久平和を願って、全員で黙とうを捧げました。
小池知事は、「私たちが今享受している平和と繁栄は、多くの尊い犠牲と先人たちの懸命の努力の上に築かれたもの。戦争を経験したことがない世代が大半を占める今、悲惨な記憶をしっかりと次の世代に語り継ぎ、平和の大切さを伝えていかなければならない。世界は今、激動の中にあり、ロシアのウクライナ侵攻をはじめ、地域紛争やテロなど、恒久平和の実現には程遠い状況。新型コロナウイルス感染症、気候危機、自然災害といった脅威にも直面しており、この難局を乗り越え、平和な世界を未来に引き継いでいくことは、私たちの責務である。東京を、誰もが自分らしく暮らせる持続可能な、希望あふれる都市へと進化させ、世界にも貢献していくことをお誓い申し上げる。」と述べました。
東京都は、戦争の惨禍を再び繰り返さないことを誓い、3月10日を「東京都平和の日」と定めています。毎年、東京空襲の犠牲者を追悼するとともに、平和の意義を確認し、平和意識の高揚を図るため、東京都平和の日記念式典を開催しています。