「無電柱化を推進する市区町村長の会」令和5年度定期総会
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令和5年(2023年)6月8日(木曜日)、小池知事は、衆議院第一議員会館(千代田区)で開催された「『無電柱化を推進する市区町村長の会』令和5年度定期総会」に出席しました。小池知事は、昨年度から本会の顧問に就任しています。
小池知事は、「『無電柱化の推進に関する法律』は、私が国会議員時代に仕込み、ご出席されている皆様のおかげで法律化された。その後、都知事になり、『東京都無電柱化推進条例』を制定した。市区町村長の会の皆様には、都の条例をひな形にするなど参考にしていただき、地元に適した形で広げていってほしい。日本の道路は、総延長で約120万キロメートルあり、そのうち8割を占めているのが、市区町村道である。市区町村道は、道幅が狭い道路が多く、様々な工夫が必要である。都では、センター・コア・エリアにおいて、ほぼ100%無電柱化を達成した。今後、環七(環状第7号線)の内側に範囲を広げ、無電柱化に取り組んでいく。今年は、関東大震災から100年を迎え、改めて防災や風景の観点から無電柱化を行う必要がある。都の島しょ地域では、台風(令和元年台風第15号)により電線が断線し、停電を引き起こした。現在、一つずつの島の無電柱化にも取り組んでいる。無電柱化を効率よく進めることは、日本の技術のイノベーションにつながる。皆さんと共に無電柱化を進めていきたい。」と述べました。