ソーシャルファーム普及啓発キックオフイベント

更新日

令和5年(2023年)6月27日(火曜日)、小池知事は、東京国際フォーラム(千代田区)で開催された「ソーシャルファーム普及啓発キックオフイベント」に出席しました。このイベントは、ソーシャルファーム(一般的な企業と同様に自律的な経営を行いながら、就労に困難を抱える方が、必要なサポートを受け、他の従業員と共に働いている社会的企業)の更なる普及を目指し、社会的気運の醸成や、企業の創設・活動を後押しする新たな取組をスタートさせるため、開催されました。
小池知事は、「ソーシャルファームは、都が独自に条例を制定し、令和2年度から認証制度もスタートしている。この3年間で、33の認証事業所が誕生し、取組は着実に広がっている。このたび、『TOKYO SOCIAL FIRM ACTION』と銘打ち、新たなプロジェクトをスタートする。事業者の皆様には、ソーシャルファームの経営を学ぶ場を提供することで、創設意欲の更なる醸成を図っていく。また、就労に困難を抱える方の雇用に一歩を踏み出せるよう、就労支援機関とマッチングを行い、ノウハウを提供する。働く方々には、区市町村などと連携し、ワークショップを実施することで、ソーシャルファームの活動に触れる機会を提供する。また、スポーツ団体とも連携し、事業を効果的に伝えるほか、『ソーシャルファームマガジン』を定期的に配信する。さらに、具体的なアクションを起こしていくための啓発として、シンボルマークを作った。未来を切り拓くのは人であり、多様な人材がパズルのピースのように組み合わさって大きな力になる、それが企業の強みになっていくという思いを表現した。一人ひとりが輝く東京の実現を目指し、皆さん、改めて一丸となってソーシャルファームを社会へと根付かせてまいりましょう。」と述べました。

写真1

写真2

記事ID:000-001-20241118-022235