第117回東京都技術会議
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令和6年(2024年)7月16日(火曜日)、小池知事は、「第117回東京都技術会議」に出席しました。
冒頭、小池知事は、「能登半島地震から半年が経過。いつ起こるとも知れない災害への備えを不断に進めなければならない。防災性の向上には、インフラ、公共施設の整備・管理のレベルアップが非常に重要。先端技術を駆使し、先の時代を見通してコンセプトを作り、技術の変化、変革を活用する必要がある。都市の強靭化とともに持続可能な社会のモデルを作り、スピード感を持って取り組むには、技術系職員の皆さんの果たすべき役割は極めて重要。各局の連携を深め、知見を共有して磨きをかけ、『やっぱり東京はすごいね』と評価いただけるよう、都民の満足度を更に高められる努力をしていきたい。」と挨拶しました。
これまでの技術会議の取組等の報告を受け、小池知事は、「時代背景を捉えて課題解決に取り組んだ成果を未来にもつなげなければならない。人口減少が日本全体で進む中、担い手の確保、建設や物流の分野での働き方改革も課題の一つ。また、DX、AIなども駆使して生産性をもっと高める必要がある。東京をイノベーティブな都市へ進化させるためにも、技術を生かし、実行力に富んだ『人』の育成が大切。現場を知る技術者ならではの知恵を集約し、人材確保や育成に力を入れてほしい。100年先も安心して暮らせるまちづくりを支えるのは皆さんの役割であり、やりがいだと思う。組織、職種の枠を超えて進んでいただきたい。」と述べました。