第42回北方領土の返還を求める都民大会

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令和7年(2025年)2月3日(月曜日)、小池知事は、京王プラザホテル(新宿区)で開催された、北方領土の返還を求める都民会議主催「第42回北方領土の返還を求める都民大会」に出席しました。
小池知事は、「我が国固有の領土である北方四島が旧ソ連に不法に占拠されてから今年で80年。元島民の方々は5千人を下回っており、平均年齢は89歳と伺っている。ご幼少の時に故郷を離れる際の辛い経験をされてきた方ばかりで、一刻も早い解決を望まずにはいられない。私自身、北方対策担当大臣を務めた際に、国後と択捉の日本人墓地にお参りした。そこには島民の方々の確かな生活があり、時に厳しい自然と向き合いながら、家族、地域を守り、発展させてきた歴史に畏敬の念を感じた。政府は元島民の北方墓参の早期再開をロシア側に強く求めているが、ウクライナ侵攻もあり、日露関係は厳しい状況にある。国民一人ひとりがこの問題への理解を深めて返還への強い意思を示し、次の時代を担う方々に伝え続けることが本当に大切なこと。大臣を務めた際、それぞれ四島を代表するようなデザインの4枚1組の切手を作った。『北方領土は私たちの領土である』ということを常に忘れることなく訴え、皆で共有してこそ、この運動は身を結ぶ。都は皆様と力を合わせて、より広範な国民世論の形成に取り組み、返還への気運を高めていく。都民会議の活動が一層発展し、1日も早い返還につながることを心より願っている。」と述べました。

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