東京都と福島県との水素社会の実現に向けた連携協定締結式
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令和7年(2025年)2月17日(月曜日)、小池知事は、「東京都と福島県との水素社会の実現に向けた連携協定」の締結式に、福島県の内堀雅雄知事と共に出席しました。本協定は、水素社会の実現に向け、モビリティ分野等における普及拡大、グリーン水素の活用促進、水素関連産業の振興等を図るため、相互に連携・協力して取組を実施するために締結したものです。
小池知事は、「内堀知事とはこれまでも、福島の水素を晴海の選手村で活用するなど、話を進めてきた。『水素社会推進法』が成立し、サプライチェーンの構築に向け、動きが本格化していく。都は、水素需要の拡大として、水素ステーションを整備し、燃料電池モビリティの導入なども進めている。福島県では内堀知事のリーターシップの下、先進的な水素の関連プロジェクトを行っている。需要と供給が連携していくことで、水素活用の裾野が更に広がっていく。グリーン水素の社会実装を強力に進めていくことで世界の脱炭素化にも貢献をする。また、デフリンピックでは、サッカー競技をJヴィレッジ(福島県双葉郡)で開催する。大会に向け更に機運を醸成し、スポーツの舞台で連携を進めていきたい。」と述べました。
内堀知事は、「これまでも福島県の復興のために様々な温かいご支援をいただき、今回はデフリンピックでサッカー競技を開催する機会をいただいた。心から感謝を申し上げる。福島県では、震災と原発事故からの復興を成し遂げ、持続的発展が可能な社会を作り上げるため、再生可能エネルギー先駆けの地、また、水素社会の実現に向けた挑戦を続けている。本日締結した協定は、モビリティ分野における水素燃料への転換の促進や、福島県産グリーン水素の利活用の拡大に寄与することが見込まれる。水素社会の実現を力強く後押しするもので、大変心強く感じている。ぜひ水素を未来のエネルギーではなく、私たちの目の前の重要なエネルギーとなるようにしっかり取り組んでいきたい。」と述べました。