小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和8年10月2日)
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知事記者会見
2026年10月2日(金曜)
14時00分~14時32分
知事冒頭発言
1 「SusHi Tech Tokyo 2027」
【知事】よろしくお願いします。今日は5件お伝えいたします。まず「SusHi Tech Tokyo 2027」来年ですね。お知らせいたします。アジア最大のグローバルイノベーションカンファレンスになりました「SusHi Tech Tokyo」ですけれども、あっという間に節目の5年を迎えるということです。来年はですね、5月の20日の木曜日から22日の土曜日までの3日間です。東京ビッグサイトが会場になります。今日から、スタートアップ、またピッチコンテストの参加者募集を開始いたします。ぜひともという方々ご参加ください。これまでも、世界中のスタートアップ、企業、投資家がつながりまして、そして数多くの商談、また、新たなビジネスが生まれてきております。多くの皆さんに参加いただいて、新たな挑戦につなげていただきたいと思います。改めて見たんですけれどもね、最初の年が例えば、商談でいうと1300件ぐらい、その翌年が(約)3500件、次6000件以上、今(約)2万5000件ということで、かなり実績は重ねてきているということでございます。ということで5回目の今回ですけれども議論の注力テーマとして「AXの時代に人間はどうあるべきか」、かなり深遠なるテーマになります。社会がAIで大きく変わっていく中で、世界の都市、また大企業、スタートアップ、ここ「SusHi Tech」には一堂に会するわけですけれども、「SusHi Tech Tokyo」だからこそ、人とAIを巡る根源的な問いを、世界に投げかけていきたいと思います。「人間はどう働くのか」とか、「どう暮らすのか」、「どう生きていくのか」、こういったテーマですね、議論の中身になるかと思います。人とAIの望ましい関係とか、社会のあり方を探ってまいります。さらに来年から新たに、「SusHi Tech City Award」を創設いたします。AXを推進して、市民や地域とともに持続可能な社会の実現に臨む、挑んでいくそんな都市を表彰いたします。東京を起点にしまして、挑戦する都市の輪を世界へと広げてまいります。こちらの方は11月に募集開始しまして、来年5月の「SusHi Tech Tokyo 2027」の方で受賞都市を発表いたしまして、表彰の予定といたしております。東京発のイノベーションによって世界の未来を切り拓く大きなうねりを生み出していきたいと思います。スタートアップ戦略推進本部、デジタルサービス局が中心でございます。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「SusHi Tech Tokyo 2027- 5th Anniversary始動」は、こちらをご覧ください。)
2 高校生・大学生等とロールモデルとの交流イベント
【知事】次、高校生、大学生などとロールモデルの交流イベントを行ってまいります。そのお知らせです。若者が様々な価値観、また生き方に触れ、将来の目標やキャリアについて考えるということは、自らの可能性を広げますし、未来への一歩を踏み出すきっかけとなります。そこで、都においては今年度新たに高校生、また大学生など、様々な分野で活躍するロールモデルと交流するイベント「DayOne TOKYO」これを開催いたします。日程ですけれども、11月21、22の土日2日間です。企画運営には学生が主体となって携わっておりまして、若者ならではの発想やアイデアを随所に生かしております。この「DayOne TOKYO」という名称も、学生自身が決めたものでございまして、若者が未来を踏み出す第一歩というイメージを表現いたしております。ロールモデルには、ご覧いただいているように海洋観測システムの開発を手掛け、フォーブスジャパンの「世界を変える30歳未満の30人」にも選ばれている起業家の野城菜帆さんなど、世界を舞台に活躍する方々をお招きいたします。参加者の募集は、今日から開始をいたしますので、どうぞ多くの皆さんご応募いただいて、自分らしい一歩を踏み出すきっかけ、またロールモデルから色々とヒントをもらってインスパイアされて、自分も挑戦してみると、そういう若者がぜひとも活躍してくれればと思っております。子供政策連携室が担当です。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「高校生・大学生等とロールモデルとの交流イベント「DayOne TOKYO」を開催します」は、こちらをご覧ください。)
3 ツキノワグマ対策
【知事】次はですね、クマです。ツキノワグマによる被害を防ぐための注意点と都の取組について、改めてお知らせをいたします。これから秋の行楽シーズンで登山、ハイキングなど山での活動が増える時期になります。そこで、山や日常生活の中でクマと出会わないための注意点を改めてお伝えしておきます。山に入る際は、まず「TOKYOくまっぷ」でクマの出没状況をご確認ください。その上で、なるべく複数人で、1人で行かない。複数人で行動をする、それからクマ鈴ですね。それから例えば、ちっちゃなラジオなどで音を出していくことによって、クマを寄せ付けないようにする。いずれにしましてもクマとの遭遇を避ける行動をぜひ心がけてください。そして安全に秋のレジャーを楽しんでいただきたいと思います。なかなか秋晴れにならないですけれども、これからそういうシーズンになってくるかと思います。そして人の生活にクマを、そもそも論ですけど、人の生活圏に引き寄せないことも重要です。クマは食べ物に強く執着するわけですね。庭先の柿とか栗などはもうぜひ早めに収穫をしていただきたい。それから、生ごみですね、これを野外に放置しないように。それからお墓地のお供物ですね、これは一旦お供えしたら、その後、帰るときに一緒に持ち帰っていただきたい。要は、クマの餌となるものを、地域から減らす、その取組にご協力をお願いしたいと思います。そして川沿いもクマの通り道になるわけですね。散歩、レジャーの際は十分にご注意をして、それから河原でのバーベキューなど、ごみは必ず持ち帰ってください。先日、八王子市で、都内で初めての緊急銃猟が実施されました。市町村など円滑な対応に向けまして、都は平時から関係機関との連携を進めております。今月の19日には、奥多摩町でツキノワグマの市街地出没を想定した緊急銃猟訓練を実施いたします。市町村それから警察、猟友会などが参加しまして、出没時の役割、また対応手順を確認する机上訓練と、緊急銃猟を想定した実地訓練を行います。都民の皆さんの安全・安心を守るため、今回の訓練を通じまして、万が一の事態への備えを重ねてまいります。環境局が担当いたしております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「「東京都自然公園利用ルール」にクマに関するルールを追加しました」は、こちらをご覧ください。)
4 多摩都市モノレールの駅舎デザイン案への意見募集
【知事】それから、次に多摩都市モノレールですね。その駅舎のデザインについてでございます。ご意見募集します。多摩都市モノレール延伸をするわけですけれども、新たな駅舎デザインの検討を進めております。今回はコンペの対象が二つ駅として取り上げていますけれども、その中で選ばれた作品、対象としていない五つの、七つ駅があるうちの、二つの駅舎のコンテストを行ってきたということですが、それ以外の五つの駅のデザイン案もお示しをしまして、都民の皆さんからご意見を募集するというものでございます。コンペですけれども、沿線の核として期待されているのが、上北台駅から3番目の駅、それから6番目の駅、これを対象にしまして、今年の2月から既に実施しまして、建築家、デザイナー、学生さん、128件もの提案をいただいたんですね。その中から厳正な審査を経まして、各駅で4作品に絞り込んで、二つの駅ですから、8作品を選出いたしております。いずれも多摩の新たな風景を作る意欲的な提案をいただいておりますので、ぜひ、皆さんで駅を選んでいただきたい(正しくは、皆さんのご意見をいただきたい)と思います。残る五つの駅ですけれども、コンペとは別にしまして、有識者などによる検討会でデザイン案を作成いたしております。こちらは延伸部全体の一貫性を大切にしまして、狭山丘陵の森とか水、それから空を共通テーマとしたデザイン案でございます。素敵な作品ばかりなので、ぜひホームページご覧いただきたいと思います。ちょっと近未来的ですよね。そしてこれらのデザイン案ですけれども、今日から10月16日までホームページまたは郵送で意見を募集いたします。いただいたご意見も参考にしまして、有識者による審査を進めます。12月には将来のまちを象徴する駅舎デザインを決定する予定といたしております。駅を中心としたまちの姿を思い描いて、ぜひご意見をお寄せいただきたいと思います。ぜひ都民の皆さんと、多摩の新たな顔となる駅舎作り上げていきたいと考えています。都市整備局が担当しております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「多摩都市モノレール延伸部の駅舎デザイン案について皆様の御意見を募集します」は、こちらをご覧ください。)
5 新たな防災船を使用した「東京水辺ライン」の運行
【知事】今度はですね、次は船。防災船を活用した東京水辺ラインを運行する、これについてのお知らせをいたします。これはですね、新たな防災船「らいでん」この間乗ってきたばっかりですよね。都は水上ルートを活用しました災害対応力を強化するため、防災船を整備いたしました。そして地震などの災害時には、河川や防災船の船着場の状況調査をする、そして救援物資、また怪我をした方などを運ぶ役割を担ってまいります。船の船内まで色々工夫されていますね。一方ですね、平常時は関係の区と連携しました防災訓練を行ったり、また河川が果たします役割を知っていただく、そのような取組にも活用してまいります。この防災船を活用して、東京の水辺をより身近に感じて、また船旅を楽しんでいただく。そのために今月の17日土曜日から隅田川を巡る「東京水辺ライン」の運行開始をいたします。浅草・両国とお台場を結ぶルートを1日3往復、主に水曜日から日曜日まで運行する予定としております。ぜひ、歴史と文化が息づく浅草から東京ベイエリアを象徴するお台場まで「Old meets New」ですね、船上からは、また陸上の目線とはちょっと違う、この視覚でですね、楽しんでいただけます。一味違う東京の景色、ぜひお楽しみいただきたい。運行日とか運賃利用方法などの詳しい中身については、ホームページの方でご案内しております。ぜひ多くの皆さんにご利用いただければ、このように思います。ということで今日は5件、まず私の方からお伝えしました。
(詳細は、建設局へお聞きください。)
(会見で使用したスライドは、こちらをご覧ください。)
(「防災船を活用した「東京水辺ライン」の運航再開」は、こちらをご覧ください。)
質疑応答
【記者】ありがとうございました。幹事社の朝日新聞の山岸と申します。よろしくお願いします。まず幹事社からは2点、長雨のことでちょっと伺います。9月、東京含む東日本、その降雨量も記録的な多さ、日照時間も記録的な少なさということで、その農業とか様々な産業に影響を与えていると思うんですけれども、これについて都として何かその対応というんですか対策何かお考えになっていることがあれば聞かせていただければと思います。
【知事】はい。本当に長雨でね、昨日、タモリさんが久しぶりに晴れたって言っていただきましたけど、また雨、そしてまた、台風27号も控えている。この土日は秋晴れが期待できるところですけれども、買い物行くと葉物、高いですよね。それから仏壇のお花を探してもなかなかないんですよね。だから生育が不良で、この時期は種まきなどに遅れが生じるということも心配されています。一方で建設現場ですね、こちらも長雨になりますと、工期がどうしても長引いてしまうというようなこともございます。屋外作業に影響も出ているということですが、都としてまずはやはり気候変動の対応重要ですし、脱炭素化の取組についてはしっかりと進めていきたいと考えています。もうすぐ晴れることを期待してます。
【記者】ありがとうございます。
【知事】長雨で結構体調を崩す方がいらっしゃいますので、私が言うのもなんですが体に気をつけていきましょう。
【記者】知事もお大事にしていただければと。もう一点、今お話出ましたけれども台風27号、今の最新の進路予想図を見ると接近する恐れもあるのかなという状況ですけれども、これについての対応、もし現時点で何かあればよろしくお願いします。
【知事】はい。台風26号が去って、そうすると、この27号が接近するということで、色々進路予測はされているところでございますけれども、いずれにしましても小笠原諸島がですね、非常に強い勢力に見舞われるという恐れはあります。これからも今後の進路、秋雨前線の影響で伊豆諸島、本州にも影響が出る可能性があるということです。しっかり備えていきたい。特に小笠原ですけれども既にLO、リエゾンをですね、情報連絡要員を派遣しておりまして、関係機関などとも連携して対応してまいります。最新の気象情報は自治体の発表する防災情報など十分にご注意いただきたいと思います。それから避難場所、避難経路を確認して、非常用持ち出し袋も今のうちにまたちょっとチェックしておいてください。どうぞよろしくお願いいたします。
【記者】ありがとうございました。幹事社からは以上です。質問がある社は挙手の上、知事の指名があってから、社名、氏名を名乗って質問してください。よろしくお願いします。
【知事】MXさん。
【記者】ありがとうございます。TOKYO MXテレビの山田清太朗です。東海汽船について伺います。本日、国交省より東海汽船に対して酒気帯び当直等があったとして一部船舶の20日間の運行停止処分を下すという発表がありました。島民の皆さんの生活に大きく関わる航路だと思います。どのような影響があると考えていらっしゃるのか。また都の支援についても伺いたいと思います。
【知事】はい、この東海汽船について船舶停止命令、ちょうどこの後ちょうど2時ですかね。離島航路の確保っていうのは極めて社会的使命が高い、そういう仕事であります。今回、東海汽船さん、行政処分を受けたっていうことは都としても本当に遺憾に思います。社としての責任は非常に重いものがあります。今般、都として社を挙げた船舶運航の安全の確保が何よりも重要です。処分期間中における旅客と貨物の輸送に必要な代替船、船繰りの手配、それから予約客などの利用者への丁寧な対応するように本日改めて申し入れを行っております。これからも国とも連携しまして、東海汽船で離島航路の安全管理の徹底そして、必要な運航体制確保できる、されるように取り組んでいきたいと思います。色んな中身、細かいところもあります。詳細については港湾局の方にお聞きいただきたいと思います。それから、島民への影響というのがないように船繰りなどしていくわけでありますけれども改めて東海汽船に対しては、利用者の意向を丁寧に伺って、そして生活、産業活動に支障来すことのないように運行サービスを提供することを改めて求めるところでございます。関係の市町村とも連携して、処分期間中の運航状況については、広く都民の皆様に届くように支援をして不安の軽減を図ってまいります。
【記者】ありがとうございます。この運行停止に係る減便とかになった場合にですね、今取材をしていると民間企業がこの島へのヘリの緊急便を出すなど民間による島への慈善的な支援も検討されているというふうに取材をすると聞こえてきました。こうした民間の動きについてはどのように受け止められるのか、また都がこういったことを支援するというようなことはあるかどうか伺いたいです。
【知事】今も申し上げた通りですね国とも連携をしまして代替の船の確保、そして安定的に乗客それから物資ですね、運送と運搬ということについて船繰りなどもしっかりして行っていくということです。
【記者】わかりました。ありがとうございます。
【知事】東京新聞さん。
【記者】東京新聞の神谷です。いわゆる核のゴミの受け入れについてです。今週、茨城県の常陸大宮市が文献調査の受け入れを表明しました。東京都小笠原村でも今進んでいるところですけれども、一方で文献調査がかなり進んでいる北海道や佐賀県では次の段階、文献の次の段階に行くには都道府県の知事の反対もないことというふうにされていますが、今のところ北海道や佐賀県の知事は、次に進むのには反対という意向を示されています。都としては今後、小笠原南鳥島で適地であると文献調査で判断された場合に、その次に行くかどうかなどについてどう判断されるのか、現時点のお考えをお聞かせください。
【知事】文献調査を小笠原村としても進めていくという話で、村の方で村長がお進めいただいてのものと承知をいたしております。そういう中で文献調査で色々とまさに文献を調査するわけですからそういった様々なこの分析、検討その結果を見ていく必要があるのではないかと思っております。またこれは将来についても非常に大きな課題でございますので、しっかりと都としても、あるべき姿といいましょうか、それを考えていく必要があると思っています。
【記者】都としてはその判断材料としては地元の意見が大事なのか、それとももう他に指標的な大事にするものがあるのかっていうのはいかがでしょうか。
【知事】総合的な判断だと思います。
【記者】わかりました。ありがとうございます。
【知事】日刊工さん。
【記者】日刊工業新聞の小泉真太郎と申します。私の方から2点ほどお伺いいたします。まず一点目なんですけども「東京ベイeSGプロジェクト」について、2026年度から新たに先端技術の実証フィールドを提供するフィールド提供型というものが始まりました。昨今、気候変動による災害リスクが高まる中でこうした先端技術の実証を今後、都市の安全だったり防災、持続可能な都市作りにどのようにつなげていくのかっていう点をお伺いできたらなと思います。
【知事】はい、「東京ベイeSGプロジェクト」ですが、持続可能な未来の都市を実現するために、最先端の技術の社会実装を進めているところでございます。具体的にはスタートアップに対して、例えば中央防波堤の広大なフィールドを提供しまして、技術開発に必要な伴走支援を行っています。例えば海岸に漂着するごみですね。これをAIで回収・運搬する自律型のロボットであるとか、それから大気中から二酸化炭素を回収する技術の実装に向けた取組の実施を現在進めております。こうした取組を通じてAXの実装も加速させながらイノベーションの創出を図っていきますし、また災害など、都市課題の解決につなげてまいります。
【記者】ありがとうございます。後、もう一点ノーベル賞についてお伺いいたします。来週から今年のノーベル賞の発表が始まると思うんですけども、今回のノーベル賞受賞については知事はどのようなことを期待されているのか。あと東京から世界的な研究成果を生み出していくために東京都として今後どのような環境づくりを進めていくのかっていうのを伺えたらなと思います。
【知事】そうですね、ちょっと振り返って私あの沖縄担当大臣を務めておりましたときに、OIST(沖縄科学技術大学院大学)という研究、大学院大学の進めるそれを担当しておりました。そのときに私のイメージというか、頭の中にはこのOISTからノーベル賞を受賞する研究が出ればと思っていたら、本当に出ました。そして東京はですね、知の集積地でもあります。そういった中から企業・スタートアップも含めて、また多様な知と人材が集積していますので、これらを結びつけて新たな価値を生み出せるということが、東京の強みだと思います。大学等との連携も深めて優れた研究成果の社会実装を後押しをしていきたいと思います。研究者が力を発揮して世界をリードするイノベーション、東京から生まれてくる環境づくりを進めていきたいと思います。ぜひ、ノーベル賞の受賞者がまた日本から選ばれる、世界から選ばれること大変期待をいたしております。
【記者】ありがとうございます。
【知事】NHKさん。
【記者】NHKの藤井と申します。NHKから1点お伺いします。先日東京都市町会がですね記者会見を開きまして、多摩地域の27自治体が災害時の避難者名簿を統一して、広域で情報共有を進めていくという発表がありました。その中で市長会からはですね、23区含めて東京都全体にも広げていきたいという趣旨の発言がありましたがこうした多摩地域の取組に対する受け止めについてお伺いしたいのと、東京都としても情報共有、災害時の情報共有についての重要性は認識して開発、システム開発をされているいらっしゃると思うんですけれども、こうした取組をどうやって歩調を合わせてやっていくのかについてお伺いさせていただければと思います。
【知事】はい、まず多摩27市町の取組については統一的に避難者情報を把握するという観点から有効であります。都として今現在発災直後のまず安否確認それから応急的な復旧、そして復興期の生活再建まで被災者情報を一貫して管理をして、速やかな支援につなげるそのシステム構築に現在取り組んでおります。都が構築するこのシステムと効率的に連携をすることで迅速かつ的確な被災者支援に繋がるため都の方向性と一致しております。都は昨年度からこの取組、既に参画して、引き続き連携を深めていきたいと思っております。日経さん。
【記者】日経新聞の安部です。自民党の人事について伺います。税制調査会の非公式会合いわゆるインナーのメンバーにですね、都連所属の松本前文科大臣が入る見通しとなりました。年末の税制大綱に向けてですね、税調の議論に都の主張をより反映することが期待されるかと思うんですが、知事受け止め、もしあればお願いします。
【知事】そうですね、都選出の議員として、しっかりとこの都に対してのですね、不当な扱いをですね、しっかりとインナーの立場で発言していただきたいと期待しております。産経さん。
【記者】産経新聞の中村です。よろしくお願いいたします。東海汽船の関連でお伺いいたします。先ほどご説明いただきましたけども、当初事業停止命令のような、より厳しいですね、処分というのも検討されていたという指摘もある中で今回の船舶の使用停止命令という形の比較的それよりは軽い処分となったわけですが、この処分に対する知事の評価、どのように考えてらっしゃるかお伺いできますでしょうか。
【知事】東海汽船さんは非常に社会的な責務っていう任務を担っておられる会社であります。今回の問題に際してですね、改めて社内の意識の徹底とか、何を優先すべきなのか、どう行動するか、この処分でですね、しっかりとお考えいただいて対応していただきたいと強く願っています。
【記者】ありがとうございます。あと一点、先ほどいわゆる代替輸送的な手立てについて、説明というのもあったということだったんですが。もう既に具体的な方策について知事の方に何かしら東海汽船の方から説明があったというようなそういった理解でよろしいでしょうか。
【知事】東海汽船もそうでありますけれども、国と連携して都でなすべきことを今対応、色々想定をしながら進めているということであります。いずれにしましても島の方々、また観光、そしてこういう物資がですね、台風などで届かなくなるなど、色んな状況を、言ってみれば3Dぐらいで考えながら運行していくと。その足を守る。そして生活を守るということが最優先の課題でございます。今、各種関係機関とも連携してやっているということです。はい、ありがとうございました。
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(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)