小池知事「知事の部屋」/記者会見(令和8年3月19日)
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知事記者会見
2026年3月19日(木曜)
14時00分~14時24分
知事冒頭発言
1 令和7年台風第22号及び第23号東京都義援金
【知事】それでは今日は4件、お伝えをいたします。まず、昨年の令和7年、伊豆の、八丈島と青ヶ島、二つの台風が連続して襲いました。それに関してであります。令和7年台風22号、23号の被害に対しての義援金について申し上げます。昨年発生しました、今申し上げた二つの台風ですが、八丈、そして青ヶ島で大変大きな被害をもたらしました。都では、昨年10月17日から今年の1月31日までの間で、被災者を支援をするために義援金を受け付けてまいりました。この間、1億4千万円を超える額をお寄せいただいております。改めて多くの皆様からのご協力に深く感謝を申し上げたいと思います。そしてこのいただきました義援金は、八丈町と青ヶ島村のほうに送付させていただきます。福祉局で扱っております。
(「令和7年台風第22号及び第23号に伴う災害への都の対応」は、こちらをご覧ください。)2 TOKYO GREEN BIZ × 100%ドラえもん&フレンズ in 東京
【知事】2件目ですが、東京グリーンビズの取組についてでございます。都は、自然と調和しました持続可能な都市を目指して、100年先を見据えた緑のプロジェクト、東京グリーンビズを推進をいたしております。都民の皆さんが緑に親しんで、そして育むきっかけとなりますように、これまで様々なイベントを行っております。今回ご紹介いたしますのは、世界でもとても人気が高いドラえもんです。100%ドラえもん&フレンズ。これが日本に初上陸をいたします。これに伴いまして、東京グリーンビズと連携しました特別企画を来週の27日(金曜日)からシンボルプロムナード公園、こちらを舞台にしまして開催をいたします。この特別企画におきましては、100年先の東京の緑をコンセプトにしまして、子供から大人まで楽しめる様々なコンテンツを用意いたしております。ひみつ道具を使ってドラえもんが、例えば植物とお喋りをしている光景を、AR、何ですか、楽しめるように、ARで見えるようにしたり、またARスタンプラリーを行ったり、季節ごとの色とりどりの花々と一緒にキャラクターたちと写真を撮れる。大変映えると思います。そんなスポットなどを楽しみながら緑に親しんでいただく内容となっております。こちらが9月30日(水曜日)まで続きます。ますますにぎわいを見せております臨海副都心エリアですけれども、ぜひ多くの方々お越しいただいて、この機会に緑豊かな未来について考え、また東京の緑を守って育てていく、そのきっかけにしていただきたいと、このように思います。こちらは政策企画局と港湾局の担当となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)3 Roof Park Fes & Walk 2026
【知事】3本目がですね、KK線。今もう都会、東京のど真ん中の貴重な空間になっているKK線でございます。旧東京高速道路というところですけれども、通称KK線。昨年4月に自動車専用の道路としての役割を終えました。そして今や、ウォーカブルなまちづくり、その象徴となっております。銀座をはじめとした周辺地域の皆さんと共に緑豊かな歩行者空間に再生する取組を進めております。その一環ですが、今年もですね、KK線の将来の姿を体感していただくイベントを行います。名付けまして、Roof Park、(Roofは)屋根ですね。Park。Roof Park Fes & Walkということで、2026でございます。来月25日(土曜日)、そして翌日26日(日曜日)にイベント開催いたします。約2kmに及びますKK線のウォーキング、それから早朝にはですね、ランニングとかヨガを体験いただく。そのようなイベントを設けます。あそこでヨガをやるというのはちょっと、ついこの間までは考えられなかったと思いますが、こちらご応募いただければと思います。それから、これは朝版ですね。夜版は25日(土曜日)にライブ、また映画の上映も行いまして、東京の夜景を眺めながら特別な時間を過ごすことができるという、とてもスペシャルなイベントになります。また路上でのお絵かきをしたり、またスケボー、ダブルダッチなどのアーバンスポーツの体験もできる、そんなコンテンツも用意をいたしております。参加者の募集は先着順になりまして、お急ぎください。特設サイトから申込みができますので、ぜひ都心のど真ん中で、KK線にお越しいただいて、未来の歩行者空間を体感していただければと、このように思います。担当は都市整備局となっております。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「4月25日26日 KK線を歩くRoof Park Fes & Walk 2026で特別体験」は、こちらをご覧ください。)
4 都が開発したブルーベリーの愛称決定
【知事】それから今度はですね、東京農業ですね、東京都が開発したブルーベリーの愛称を決定をいたしました。そのお知らせでございます。東京と農業となかなか結びつかないかもしれませんけれども、しかしながらブルーベリーの収穫量でいいますと、日本一は東京です。そして、日本での本格的な商業生産なのですが、昭和43年頃に小平市でまず始まったといわれております。今では、多摩地域から区部、練馬などでもですね、広く栽培をされております。都の農林総合研究センターにおいて、このブルーベリーをより美味しく、また更に生産性も高めていこうということでの開発をいたしまして、二つの品種、新たな開発となります。このブルーベリーの名前を皆さんつけてくださいということで募集をいたしましたところ、約2千件のご応募をいただきました。ご応募いただいた皆さんには感謝申し上げたいと思います。発表します。一つ目の愛称「東京ブルーブーケ」という名称にいたします。これまでの品種といいますと、同じ房についた実でも、この完熟の度合いが違うため、完熟した粒から一つ一つ取っていたということなのですが、この完熟度合いが違うという、ここの部分を克服して、房単位で完熟する。房ごとで収穫できるというので、ひと粒ひと粒取る必要ではなく、ブドウのような房のようにですね、ポツンと切って、そして、切るのかな、まとめて摘むということになります。房取り収穫ができるということで、これは世界初の品種となります。房は花束でいうところのブーケに見立てているということから、今申し上げましたこの「東京ブルーブーケ」という名称にした所以でございます。二つ目ですけれども、こちらはですね、「東京ブルーグランデ」。こちらの方は名前のとおり大粒で、そして甘みが強くて、暑さにも強いという、新しい品種であります。特徴はですね、とにかく大きな実ということで、まさにグランデという言葉で表現されているとおりでございます。来月以降、まずは「東京ブルーブーケ」の苗木を都内の農家さんへと販売をいたします。収穫までは、木から育てるので3年ほどかかるのですけれども、ぜひとも皆さんの手元に届く時は、「これはブルーブーケね」とか、「グランデね」という、そういう名称を覚えていただきながら楽しんでいただき、また目もよくしていただきたいと思います。担当は産業労働局となっております。ということで今日は4件、各種にわたりましてお伝えをいたしました。では、時事さん。
(会見で使用したスライド資料は、こちらをご覧ください。)
(「都開発の暑さに強いブルーベリー2品種 一般公募で愛称決定」は、こちらをご覧ください。)
質疑応答
【記者】ありがとうございました。幹事社時事通信社の児玉と申します。幹事社から1問、一昨日17日に公表された公示地価のことを伺いたいと思います。東京の地価の平均は5年連続で上昇という結果になりました。今回この結果の受け止めと、あと住宅価格の高騰も続いている状況ですけれども、これに対するこの東京都の取組状況、今後の方針を教えていただければと思います。
【知事】今回の地価公示でございますが、東京圏、大阪圏、そして各地域の中核となる大都市をはじめとして、全体として上昇基調が続く結果となっております。この地価の動向は経済動向を示す指標の一つでございますので、引き続き注視をしていきたいと思います。でも地価が上がるということは、それだけ価値が高まっているということで喜ばしい反面、今の住宅価格への影響ということなどもですね、影響してくることは認識しております。市場における需要と供給との関係でありますし、建設費など様々な要素が影響してくるわけでございます。都は都民がニーズに応じた住まいを選択できますように空き家の有効活用、また既存の住宅流通の活性化、それに加えてアフォーダブル住宅の供給の誘導など総合的に取組を推進をいたしております。
【記者】ありがとうございました。質問のある社は挙手して、知事の指名を受けてから社名・氏名を名乗ってご質問ください。お願いします。
【知事】東京新聞さん。
【記者】東京新聞の奥野です。空襲に関連して1点伺います。先日3月10日に知事は東京都慰霊堂での大法要に参列された後、(東京都)復興記念館にも立ち寄られたと聞いています。復興記念館には空襲資料もありますけれども、今回は空襲資料をご覧になったのでしょうか。何をご覧になったのか。立ち寄られた目的や理由を可能な範囲でお聞かせください。
【知事】東京都として資料館(正しくは、「記念館」)をですね、どのような形で、あそこはまた組織が別でございますけれども、分かりやすい展示が行われているということを改めて確認をさせていただきました。
【記者】空襲もご覧になったんでしょうか、空襲資料も。
【知事】それが展示されております。
【記者】ありがとうございます。
【記者】日刊工業新聞社の楠です。イラン情勢について質問です。国も対応を進めておりますが、ガソリン価格が高騰するなど国民や都民の生活にも影響が出てきています。今の情勢をどう見ておられるか、また都として支援をどう進めていかれるかなど考えがございましたら伺えましたら幸いです。
【知事】東京空襲のご質問がございましたが、まさに今、地域では空襲が行われているということ、心が痛むばかりでございます。一方でガソリン価格の高騰が非常に著しくなっております。実際、ホルムズ海峡の航行が事実上難しくなっているわけで、エネルギー供給の多くを担っている地域から物資の運搬ができないということで様々な影響が出ていることを心配をいたしております。私はいつも車で移動する際は、ガソリンスタンドでレギュラーとハイオクの値段をいつもチェックしながら走っているのですけれども、先日はもう本当に都内でも200円を超えそうな勢いでしたし、また島になりますとその運搬費が非常に高いということから、もう既に200円をはるかに超えるという瞬間もあったかと思います。そういう中で、都は都内中小企業への影響などの把握にまず努めておりまして、そして国の動きについても引き続き注視をしていきたいと考えております。1日も早く事態が落ち着きますように期待をいたしております。一番後ろ、共同さん。
【記者】共同通信の若松です。鳥取県の平井知事が昨日、少子化対策として県内の子供への現金給付を提案した議員の一般質問に対して東京を引き合いに出して「おばさん」という発言をされています。知事を揶揄する、小池知事を揶揄するようにも取れる内容で、議事録からの削除を求める声が上がっているようです。鳥取県は女性活躍、アンコンシャス・バイアス解消への取組などで知られている県なんですけども、こうした県のトップの発言なんですが、知事の受け止めを教えていただけますでしょうか。
【知事】そうですね。何か答えるのもむなしい感じがしますね、知事自らが先頭に立ってこうした「おじさん発言」をしているからこそ、女性がその土地に希望を持てなくなるんじゃないでしょうか。ぜひこの点、知事という立場におられる方は、こないだはセクハラで辞められた知事もおられましたし、トップとしてですね、女性に対して、また色んな思いをどう伝えるかというのは影響が大きいですから、よくご注意なさった方がよろしいんじゃないでしょうか。
【記者】重ねて申し訳ありません。もう1点。平井知事は2018年もですね、地方税収の大都市からの地方配分強化を巡って東京都に譲歩を促そうと、母の慈愛という表現を使って、その後知事に謝罪したという経緯があります。東京の税収への敵意のようなものが根底にあるようにもちょっと今回の発言は感じられますけども、この部分どうでしょうか。
【知事】もうそれも答えるのも虚しいですね。基本的に税制に対してのですね、偏在とおっしゃっていますけれども、交付金の問題というかその部分を抜きますとですね、基本的に東京都が突出して税収があるわけではなく、非常に印象操作をされているというふうに思います。こういったことについては、本来のあり方について高市総理とも話をしておりますけれども、協議体の中でですね、国と都が連携して、よりこの国をですね、活性化して、そして持続可能な成長にしていくのか、そこにはですね、男性も女性もお子さんも、それからお年を召した方も、やはり何か一体的な共感が得られるような、そういう発信が必要なんじゃないかなというふうに思っております。ぜひこういったファクトをしっかり伝えていきたいと思っております。
【記者】ありがとうございました。
【知事】はい、日経さん。
【記者】日経新聞の田崎です。お願いします。今日午前、23区の清掃組合が清掃工場の整備計画を発表しました。この中で家庭ゴミの有料化については、引き続き実現に向けた検討を進めるということで、区長会でロードマップの策定では合意しませんでした。知事の受け止めがあれば願いします。
【知事】廃棄物処理については、それぞれ役割を決めて行っております。23区、特別区の中では清掃一組(一部事務組合)がございまして、そちらが一般廃棄物の処理基本計画の作っておられるということで、これからのあり方については清掃工場の整備という大きな問題ですけれども、一般廃棄物の処理、こちらは区、また組合が判断するところでございます。一般廃棄物でございますけれども、これも各区が判断されるということで、今日のその判断のまとまりにはならなかったのかもしれませんが、しかしながら、それぞれがですね、しっかりとご検討されるということだと思います。都としましては、従前から、資源循環に関しては区市町村と共同して、そして都の場合はこの最終処分をどうするかという大きな責任がございますので、その課題と連携しながら、処理場、そしてまた処理の仕方、またゴミ減量に対して有用な方策、これらについて検討をして連携をうまくとっていければと思っております。はい、MXさん。
【記者】(TOKYO MX・佐藤記者)TOKYO MXテレビです。今月末に運用が開始となる東京アクアシンフォニーに関して質問させていただければ。
【知事】ん?
【記者】噴水の東京アクアシンフォニーにつきまして質問させていただければと思います。まずですね。
【知事】ごめんなさい、もう少し大きい、マイク持っていらっしゃるのですから。
【記者】まず建設予定されているお台場の現状というか、お台場地区についての現状をどのように感じていらっしゃるのかというところと。
【知事】現状というのはどの部分の現状ですか。
【記者】経済だったり人の流れという部分の現状をどのように感じているのかというところと、あと噴水ができることによる経済効果だったり、周辺施設とのその再開発だったりお台場エリアの盛り上がりにはどのように期待されているのでしょうか。
【知事】それはもう何度もお答えしている件でございます。このお台場、そしてレインボーブリッジを背景としました素晴らしいこの環境も、また景色もそこにプラスをするということで、今回の(東京)アクアシンフォニーを設置をし、そして色々な方々のご協力も得ながら盛り上げていこうということでございます。経済効果も大いに期待をしているところですし、全体の賑わいにつながっていくことを期待をいたしております。
【記者】ありがとうございます。
【知事】よろしいですか。はい、ありがとうございました。
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(テキスト版文責 政策企画局戦略広報部企画調整課)