- 報道発表資料
東京金融賞2025 金融イノベーション部門 国内外からの参加事業者を募集します!
東京都では、“サステナブルな社会を実現するアジアのイノベーション・金融ハブ”を目指し、2024年6月に認定された「金融・資産運用特区」を効果的に活用し、サステナブルファイナンスの先進都市やグローバルに活躍するスタートアップが生まれる都市等の実現に向けた取組を進めています。
この度、金融分野のイノベーションの創出や、金融の力を用いた持続可能な社会の実現に資する取組を表彰する東京金融賞2025について、「金融イノベーション部門」への参加事業者を募集しますので、下記のとおりお知らせいたします。
「サステナビリティ部門」の事業者募集については、5月下旬頃に行う予定です。
記
1 概要
金融の最新テクノロジー等を用いて都民等の社会課題の解決を目指すアイデアを表彰するビジネス
プラン・コンテストです。
アイデアの革新性に加え、社会的インパクトや実現可能性等の観点から審査を行います。
また、一次審査(書面)を通過した事業者(15者程度)に対しては、ビジネスプランをブラッシュ
アップするメンタリング等の支援を提供します。さらに、最終審査(プレゼンテーション)における
上位3者に対して、賞金を授与します。(1位:1,000万円、2位:500万円、3位:300万円)
審査委員に関する情報は、東京金融賞のウェブサイトで随時更新していく予定です。
募集期限
2025年7月31日(木曜日)
2 募集するテーマ
【注1】は新規募集する取組
金融サービス共通
取組
- 金融業・非金融業の協業や、非金融業によるFintechの活用や金融業への参入(例:エンベデッドファイナンス(組込型金融))
- 互換性の拡張等による資産管理の利便性向上(例:銀行・保険・証券・相続等の一括管理)
- パーソナルアドバイザリーサービス
- 人生100年時代への備え(例:認知機能低下を補うサービス、デジタルデバイドの解消)
- 多言語・多通貨対応(例:外国人、海外旅行者向け)
- 金融教育の促進(例:資産運用や保険に関する教育)
- 中小企業に対する金融サービスのデジタル化及びデジタルデバイドの解消【注1】
- P2P型【注2】金融サービスの拡大(例:融資、保険、投資)【注1】
【注2】Peer-to-Peerの略称。サーバを介さずに端末同士で直接データの共有ができる通信技術等
ペイメント
取組
- オンライン取引の普及・利便性向上(例:コスト低減、操作・管理方法の簡易化)
- キャッシュレス決済の普及
(例:決済手段の拡充、対応店舗の普及、互換性の向上、デジタル給与の普及) - 決済・送金の利便性・安全性向上(例:コスト低減、決済機能以外の付加価値の拡充)
資産運用
取組
- 手軽に始められる投資商品やサービス(例:少額投資、コスト低減、投資助言)
- 運用分析・リスク管理の高度化(例:AI等による投資判断)
保険
取組
- 手続きの簡素化や業務の効率化
- サービスの多様化(例:保険の事前・事後におけるサービス提供)
融資
取組
- より手軽な融資サービス(例:短時間の審査、低金利)
- 多様な対象が利用できる融資サービス(例:個人、中小企業、スタートアップ)
DX・インフラ
取組
- データ利活用の促進(例:データのオープン化、金融を活用した共創型の課題解決)
- 業務の効率化(例:経理、本人確認)
- セキュリティ強化(例:マネーロンダリング、フィッシング対策)
- カーボンクレジット取引の活性化
(例:取引プラットフォームの構築、クレジットの信頼性向上) - サプライチェーンファイナンスの推進(例:資金回収の早期化、貿易手続きの合理化)
- 生成AIの活⽤(例:データ分析・予測、不正検知、チャットボット)【注1】
- ブロックチェーンを活用した金融サービス【注1】
(例:セキュリティトークン、ステーブルコイン、分散型セキュリティシステム)【注1】
3 スケジュール(予定)
4 応募方法
募集する取組から希望するものを選び、東京金融賞のホームページからご応募ください。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略12 国際金融「国際金融都市・東京のプレゼンスを確立」