- 報道発表資料
「東京とどまるマンション」のエレベーター閉じ込め防止対策等やマンホールトイレ整備を支援します
災害時にマンションで在宅避難をしやすくするためには、地震時においてもエレベーターを通常通りに使用できるように備えておくことや、排水管が損傷してトイレが使えなくなった場合に備えて、マンホールトイレを整備しておくことなどが重要です。
そのため、災害時でも自宅での生活を継続しやすい「東京とどまるマンション」に登録している既存マンションを対象に、エレベーターの閉じ込め防止対策等やマンホールトイレ整備への補助を開始しますので、お知らせします。
この機会に、これらの補助を活用して災害時に備えましょう。
記
1 申込開始日
令和7年5月30日(金曜日)
2 補助事業
(1)東京とどまるマンション エレベーター閉じ込め防止対策促進事業
詳細は別紙1(PDF:471KB)参照
発災時のエレベーターの閉じ込め防止に資する「リスタート運転機能」【注1】や、発災後の早期の利用再開に資する「自動診断・仮復旧運転機能【注2】」を整備する費用を補助します(新築マンションを除く)。
【注1】エレベーターの地震時管制運転により最寄り階へ着床する前に、何らかの要因で安全装置が作動し、エレベーターが停止しても、その後、安全装置が正規の状態に復帰したことが確認できた場合には、かごを最寄り階に着床させて戸を開くことにより、閉じ込めを解消する機能
【注2】エレベーターの地震時管制運転により、かごを最寄り階へ停止させ、運転を停止した後に、エレベーター機器の破損等の危険性を機械的に診断し、仮復旧させる機能
補助率
2分の1
上限額
200万円
対象の機能
リスタート運転機能、自動診断・仮復旧運転機能
詳細は、事業のご案内のページをご覧ください。
(2)東京とどまるマンション マンホールトイレ整備促進事業
詳細は別紙2(PDF:534KB)参照
新規にマンホールトイレを整備するための地中排水管の整備や、雨水で排水管内の排泄物を流すための雨水貯留タンクを設置する費用を補助します(新築マンションを除く)。
補助率
3分の2
上限額
40万円
対象の設備
排水管、汚水ます、雨水貯留タンクなど
詳細は、事業のご案内のページをご覧ください。
3 申請受付窓口(受託者)
東京とどまるマンション補助金受付事務局
公益財団法人東京都防災・建築まちづくりセンター
〒160-8353 東京都新宿区西新宿七丁目7番30号
小田急西新宿 O-PLACE 2階
電話 03-5989-1547
本件は「2050東京戦略」を推進する事業です。
戦略22 防災「地域防災力の強化」