報道発表資料
水道局

水道ICT情報連絡会「第6回情報連絡会」の開催について

水道事業は、施設の老朽化や水需要の減少、担い手不足など、様々な事業運営上の課題を抱えています。そのため、全国の22水道事業体により構成している「水道ICT情報連絡会」では、水道事業体が抱えている課題に対し、ICT活用・DXの推進に向けた技術提案を民間企業等から広く募集し、共同で課題解決に向けて取り組んでいます。
国においても今年3月に国土交通省から上下水道DX技術カタログが策定、公表されるなど、上下水道における課題解決に向けた官民一体でのDXの推進が重要となっています。
この度、民間企業等からの技術提案の発表や意見交換等を行う、「第6回情報連絡会」を今年度幹事都市である横浜で開催いたします。令和元年の開催から今回で6回目の開催となります。「第6回情報連絡会」では、点検・診断に関する技術や水道スマートメータに関する技術等の技術提案をいただいています。
あわせて、どなたでもご視聴可能なオンライン聴講者の募集を行いますので、皆様のご参加をお待ちしております。

1 日時

令和7年6月27日(金曜日)10時00分から17時00分まで(9時30分受付開始)

2 開催会場

TKPガーデンシティPREMIUMみなとみらい
(横浜市西区みなとみらい3-6-3 MMパークビル5階)
※会場への来場は関係者(参加水道事業体、技術提案企業及び報道関係者)のみとします。
一般聴講者向けにオンライン配信を実施します。(下記4を参照)

3 内容

(1)技術提案に関する発表

応募いただいた技術提案のうち、13提案について発表を行います。

提案内容(一部抜粋)

  • 生成AIによる現場業務支援ソリューション
  • 異なるシステム間でデータを流通させるプラットフォーム
  • 設備保全ソリューション

ほか10提案

※発表内容には新技術も含まれており、知的財産権保護、著作権等保護のため、録画・録音はご遠慮いただいております。

(2)技術提案に関するパネル展示及び意見交換

技術提案(発表する提案含む)の一部について、参加事業体及び技術提案企業を対象に会場内の展示スペースにて、パネル展示や意見交換を行います。

4 オンライン配信について

上記3(1)「技術提案に関する発表」の様子をオンラインで同時配信いたします。オンライン配信はどなたでもご視聴可能です。

(1)参加費

無料
※パソコン等の端末とインターネット環境及び通信料が必要です。

(2)参加方法

YouTube Liveによる配信
※配信に対してのチャット・コメントは受付いたしません。
クラウドストレージ内に視聴用URL・当日のプログラムを6月13日にアップロードしますので、そちら(外部サイトへリンク)からご視聴ください。

QRコードの画像

参考:水道ICT情報連絡会

設立趣旨

より安定的で効率的な水道事業運営の実現を図るために、水道事業体が抱える事業運営上の様々な課題(ニーズ)について共有、発信するとともに、民間企業等が保有するICTなどの新技術の提案を受ける場として設立

導入実績等(令和6年度)

「VRを活用した事故体感システム(東京都)」「AR技術による遠隔作業支援(横浜市)」
「地上・地下インフラ3Dマップ(福島市)」 ほか2件
 導入に向けて試行・実証実験中 7件

参加水道事業体(全22事業体)

横浜市水道局、大阪市水道局、堺市上下水道局、神奈川県企業庁、広島市水道局、名古屋市上下水道局、新潟市水道局、福島市上下水道局、さいたま市水道局、福岡市水道局、京都市上下水道局、静岡市上下水道局、神戸市水道局、福岡県南広域水道企業団、千葉県企業局、浜松市上下水道部、札幌市水道局、北九州市上下水道局、宇都宮市上下水道局、熊本市上下水道局、川崎市上下水道局、東京都水道局

記事ID:000-001-20250530-041969