- 報道発表資料
都知事杯オープンデータ・ハッカソン2025の開催について 参加者募集開始!
東京都は、行政が保有するデータを積極的に公開し、シビックテックや民間企業等が新たなサービスを創出することで、都民の利便性向上に繋げていく取組を進めています。
この取組を加速するため、5回目となる「都知事杯オープンデータ・ハッカソン2025」を開催します。
昨年度は925名が参加した本イベントにおいて、今年度は新たな取組として、オープンデータの活用にチャレンジする学生のために学生賞を新設し、幅広い年齢層からの参加を募っていきます。また、Final Stage進出者へは東京ポイントを付与します。
本イベントの参加募集を開始するとともに、イベントの理解を深めるための参加者募集イベントを開催しますので奮ってご参加ください。
1 都知事杯オープンデータ・ハッカソンとは
東京都オープンデータカタログサイトに掲載されているオープンデータを活用し、行政課題の解決に向けたデジタルサービスを企画・開発するイベントです。
2 プログラム概要
(1)概要
- 参加者による自由な提案に加え、各局や区市町村等が提示する現場の課題解決の提案が可能
※提示する課題については別紙1「行政課題一覧」(PDF:280KB)をご参照ください。 - プログラム開発では、提案提出時にサービス開発部門、ビジュアライズ部門、アイデア提案部門を選択
- 昨年度と同様24チーム(サービス開発部門18チーム、ビジュアライズ部門3チーム、アイデア提案部門3チーム)がFinal Stageに進出予定
- 都知事杯(最優秀賞)、オーディエンス賞、3つの部門賞、新設する学生賞を含む5つの審査委員特別賞の計10賞を設定
- Final Stage進出の全チーム向けにオープンバッジ【注1】と東京ポイント【注2】を付与
- サービス開発部門のうち、社会実装【注3】を目指すFinal Stage進出チームに対し、年度末までサービスの実装に向けた支援を実施(技術的なアドバイスや勉強会など)。また、一般財団法人GovTech東京と連携し、実装後の作品に対しても、行政での採用を目指した技術検証などの助言窓口を用意
【注1】 一般財団法人オープンバッジ・ネットワークが発行するデジタル証明
【注2】 1人あたり500東京ポイント、1チームにつき10名を上限
【注3】 昨年度は8サービスが社会実装に至った。
(2)プログラムの流れ(予定)
アイデアソン:令和7年8月6日~20日の間で4回実施
ワークショップ等を通して、課題解決の提案に向けたディスカッションやチームビルディングを実施。開発するプロトタイプ等を検討
ハッカソン:令和7年8月23日(土曜日)・24日(日曜日)の2日間
プロトタイプや可視化事例、アイデア提案等の作品を作成し、提出
First Stage(一次審査):令和7年8月27日(水曜日)~31日(日曜日)まで
プロトタイプ開発後、プレゼンテーションを収録(オンライン又は会場へ現地参加)。後日、Final Stage進出チームを選出
Final Stage(最終審査)・表彰式:令和7年10月26日(日曜日)
First Stageで選出された24者がプレゼンテーションを行い、審査により受賞作品を決定。
最優秀賞には、都知事杯を贈呈
サービス実装支援
Final Stage進出チームに対し、サービス実装に向けた支援を実施
Demo Day(成果発表会):令和8年3月14日(土曜日)
プログラムの成果発表として、出来上がったサービス等を紹介
3 参加応募について
(1)応募対象者・条件
以下の条件を満たす個人又は団体
- 東京都が抱える⾏政課題(自由な提案に加え、提示した行政課題への対応も可)の解決に資するサービスやデータビジュアライゼーション(データの可視化分析)を検討または検討予定であること
- 東京都のオープンデータを活用予定であること
- 募集要項に記載されている留意事項すべてに承諾できること
(2)応募期間
令和7年6月6日(金曜日)~令和7年7月25日(金曜日)
(3)応募方法
応募方法の詳細については、特設ホームページをご参照ください。
4 参加者募集イベントの開催について
募集期間中に、本事業に対するさまざまな疑問などにお答えし、理解を深めていただくための参加者募集イベントを別紙2「参加者募集イベントの開催について」(PDF:497KB)のとおり開催します。
参加申込は特設ホームページからお願いします。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略11 デジタル「都民のQOLに貢献するスマートシティの実現」