- 報道発表資料
GXイノベーション促進支援ファンド運営事業者の決定について
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気候危機が都民生活に与える影響が甚大となる中、社会全体のGX(グリーントランスフォーメーション)を一層加速していくために、ゼロエミッションに貢献する革新的なアイデアや優れた技術力を持つスタートアップ等の取組を支援し、新たな技術の開発・実装等を強力に推進していくことが必要です。
そこで都は、こうしたスタートアップ等への支援を通じた、持続可能な社会の実現への貢献及び民間企業と連携した新たな資金の流れの構築を目指して、「GXイノベーション促進支援ファンド」の創設を進めています。
この度、下記のとおりファンドの運営事業者を決定しましたので、お知らせします。
記
1 運営事業者概要
会社名
株式会社みらい創造インベストメンツ
所在地
東京都港区芝浦三丁目3番6号
東京科学大学キャンパス・イノベーションセンター INDEST 301
設立
2014年9月9日
代表者
岡田祐之
事業者の特徴
東京科学大学をはじめとするアカデミア発の技術シーズを起点に、シード/アーリー期のスタートアップを中心に投資を実施するベンチャーキャピタル。
研究開発段階から起業後の資金調達、ハンズオン支援まで、技術の社会実装に伴走し、“みらいを創造する”活動を行っている。
東京科学大学ゼロカーボンエネルギー研究所とも連携し、GX分野のスタートアップ創出・育成、産学のオープンイノベーション促進に取り組むなど、カーボンニュートラル領域のエコシステム形成に向けた活動を積極的に展開している。
2 スキーム
3 募集から選定までの経緯
- 本年5月、ファンド運営事業者の募集を開始
- 応募事業者について、専門業者による調査(デューデリジェンス)を実施
- 外部有識者を交えた、ファンド運営事業者選定委員会を実施
4 今後の予定
ファンド創設に必要な手続きを経た上で、今年度内に東京都から本ファンドへ30億円の出資を行います。
5 その他
多様な運営事業者との連携により、より多くのGX関連スタートアップ等への投資を活性化していくため、引き続きファンド運営事業者の募集を実施します。詳細は、ホームページを御確認ください。
本件は、「2050東京戦略」を推進する事業です。
戦略10 スタートアップ「世界で活躍するスタートアップを育成」
戦略20 ゼロエミッション「GXの実現を支える基盤づくり」