- 報道発表資料
「東京芸術文化鑑賞サポート助成」採択事業が追加決定! デフリンピックの秋“オールウェルカム”な取組が続々!
感動と共感が、東京を、未来を、変えていく。みんなでつなげるサポートの輪
いよいよ来月開催のデフリンピックを契機に誰もが芸術文化を楽しめる東京を目指す「オールウェルカムTOKYO」キャンペーンを通じ、手話通訳やバリアフリー字幕の導入など、公演や展覧会での鑑賞体験を豊かにする“オールウェルカム”な取組が広がっています。
この度、東京芸術文化鑑賞サポート助成において、“鑑賞サポート”に取り組む20団体の芸術文化事業を新たに採択(詳細は別紙(PDF:1,932KB))し、総数91団体(10月9日時点)となりましたので、お知らせします。障害の有無等に関わらず、誰もが楽しめる展覧会や公演等の充実を図り、都内全域にサポートの輪を広げていきます。
上半期に民間団体が取り組んだ“鑑賞サポート”の例
バリアフリー字幕/台本貸出/手話通訳 ほか
尾上右近自主公演 第九回「研の會」
主催:尾上右近事務所
鑑賞者の声(抜粋・要約)
- 手話通訳者やスタッフによる表示カード、字幕タブレットの情報保障が整えられ、安心して観劇を楽しめた。
- 情報保障が整った環境で日本の伝統芸能を楽しむ機会ができたことをとてもうれしく思った。
主催者の感想
- 昨年実施時の反省から、場内アナウンスや終演後挨拶の手話通訳・文字起こしの手配を工夫し、スムーズに行うことができた。
- 今後バリアフリー音声ガイドの導入や東京以外の公演での鑑賞サポートの実施についても検討していきたい。
バリアフリー字幕/事前説明会/触察模型 ほか
Bloody Love 歌劇「ババンババンバンバンパイア」
主催:歌劇「バババ」製作委員会(株式会社ネルケプランニング/株式会社テレビ朝日)
鑑賞者の声(抜粋・要約)
- 今回の字幕サポートはとても見やすく、観劇をより楽しむことができた。
- 選択肢が広がることで、観劇に足を運びたいと思う方が増えると感じた。
主催者の感想
- “触れる舞台模型”は、一般のお客様に向けても展示しご好評いただいたいており、鑑賞サポートを広く知っていただくきっかけになった。
- 全公演を対象に鑑賞サポートを実施したことで、より気軽に劇場へ足を運んでいただける環境を整えることができた。
「2025機運醸成枠」は引き続き募集中!お早目のご申請を!
応募多数につき上限額150万円の助成枠は予算到達により募集を締め切りました。
上限額300万円の「2025機運助成枠」【注】は引き続き申請を受け付けていますので、是非ご活用ください。令和7年11月末頃までの申請が最終の審査手続の対象となります。
【注】対象期間:2025年9月1日~12月31日
- 申請はこちら(外部サイトへリンク)から
「オールウェルカムTOKYO」キャンペーン実施中!
“デフリンピックの秋”誰もが楽しめる鑑賞サポート付きの公演・展覧会等が盛りだくさん。是非お楽しみください!
感動と共感が、東京を、未来を、変えていく。みんなでつなげるサポートの輪
オールウェルカムTOKYOは、芸術文化を中心に、アクセシビリティ向上に取り組むみなさまとともに、障害の有無や、言語・文化の違いを超えて、もっとだれもが楽しめる東京を目指すキャンペーンです。
9月末時点で300を超える都内文化施設、団体等が参加。
キャンペーンを盛り上げる仲間も引き続き募集中!
- 参加はこちら(外部サイトへリンク)から
本事業は東京文化戦略 2030のプロジェクト「クリエイティブ・ウェルビーイング・トーキョー」の一環です。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略15 文化・エンタメ「芸術文化で躍動する都市東京を実現」