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  6. 都と岩谷産業株式会社 水素燃料電池船活用事業基本協定を締結
報道発表資料
政策企画局, 港湾局, 産業労働局

東京都と岩谷産業株式会社との水素燃料電池船の活用事業に関する基本協定締結について 水素エネルギーの社会実装化を力強く推進

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東京都では、脱炭素化やエネルギーの安定供給の実現に向け、FC(燃料電池)モビリティの普及促進や水素ステーションの設置など、水素燃料の活用拡大に官民連携のもとで取り組んでいます。この度、岩谷産業株式会社から無償で水素燃料電池船を提供いただき、この船を活用して共同で実施する事業について協定を締結しますので、お知らせします。
同社は、水素燃料電池と蓄電池のハイブリッドで航行する日本初の旅客船「まほろば」を建造し、大阪市内から万博会場までをつなぐ旅客船として商業運航を実現しました。本事業では、同社が所有する「まほろば」を東京港で運航することで、多くの方に乗船機会を提供すると共に、水素燃料や水素燃料電池船の有用性のほか、首都圏の産業と生活を支える国際物流拠点である東京港の役割等を広く発信していく予定です。運航開始時期は2026年度内を予定しています。
東京港を航行する水素燃料電池船を通じて、水素のある社会を身近に感じていただきながら、水素エネルギーの社会実装化を力強く推進してまいります。

写真
岩谷産業より提供

協定概要

(1)協定名称

水素エネルギーの社会実装化に向けた水素燃料電池船の活用事業に関する基本協定書

(2)協定締結日

令和7年10月16日(木曜日)

(3)連携して実施する取組

  • 水素燃料電池船を東京港で運航する事業に関する事項
  • 本事業を通じた、水素燃料や水素燃料電池船の有用性、東京港の役割等のPR活動に関する事項
  • 本事業による環境学習イベントや国際的なイベント等での乗船機会の提供に関する事項

参考

「TOKYO H2プロジェクト」について

「水素を使う」アクションを官民連携で加速させることを目的としたプロジェクトです。

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本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略20 ゼロエミッション「水素エネルギーの社会実装化」

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▲2050東京戦略

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記事ID:000-001-20251010-043767