- 報道発表資料
水質改善を進め、「水の都」東京を甦らせる 外濠浄化プロジェクトイベントの開催
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東京都は、歴史的財産である外濠の水質改善を進め、都心で働く人々に癒しの場を提供するとともに、品格ある景観の形成により地域全体の活性化を図り、「水の都」東京を甦らせる「外濠(そとぼり)浄化プロジェクト(以下、本事業)」を進めています。
このたび東京都では、長期の取組となる本事業に対する都民の理解を深め、より多くの方に外濠に興味・関心を持っていただくため、都庁舎プロジェクションマッピング「水の都 江戸・外濠(そとぼり) City of Water: Edo Outer Moat」の上映、外濠の水辺再生事業に関する都民向け勉強会2025の開催、外濠の景観を活かした江戸城外濠プロジェクションマッピング2025の上映を文化の秋11月に実施します。
本イベントを通じて、歴史的財産である外濠の水質改善によって「水の都」東京を甦らせようという取組を知っていただくとともに、最先端のデジタル技術と江戸の歴史文化に触れる機会を、ぜひお楽しみください。
1 イベント概要
(1)都庁舎プロジェクションマッピング「水の都 江戸・外濠(そとぼり) City of Water: Edo Outer Moat」
上映期間
令和7年11月1日(土曜日)~11月30日(日曜日)
本編(4分間)は土曜日・日曜日・祝日のみ。PR映像(30秒間)は毎日各上映回前。
12月以降は都庁舎プロジェクションマッピングのプログラム(外部サイトへリンク)構成に応じて調整
詳細は近日公開
開催場所
上映
都庁第一本庁舎東側壁面
観覧
都民広場
内容
水の都・江戸の記憶と未来の都市像が重なり合い、新たな物語が生まれます。
優雅な着物の帯が舞い降りる幕開けから、葛飾北斎や歌川広重の浮世絵に描かれた滝や水辺の風景が重なり、江戸の情景が躍動します。ジャパン・ブルーの藍色の波が都庁を包み込み、清らかな流れとともに四季の花々が咲き誇る幻想的な世界へ。
フィナーレでは、ダイナミックな未来都市と満開の桜が咲く水源で、未来へと続く東京の水辺の再生を象徴します。
外濠の水辺再生事業と連動し、都市と自然、伝統と革新が響き合う壮大なアート体験をお楽しみください。
(2)外濠の水辺再生事業に関する都民向け勉強会2025
開催日
令和7年11月15日(土曜日) 13時00分~17時00分
開催場所
飯田橋グラン・ブルーム12階 会議室
募集人数
100名(ホームページ(PDF:3,287KB)またはQRコードよりお申込み方法を確認頂けます)
イベントに参加・アンケート回答頂いた方に東京ポイント(500ポイント)を進呈
内容
外濠は江戸時代に造られた重要な史跡であり、その歴史的価値や外濠の水辺再生事業について広く知って頂くために、都民向け勉強会2025を開催します。
オリエンテーション 歴史的財産を学ぶ
外濠事業概要説明、江戸城外濠を学習(講演):法政大学 米家教授
歴史ツアー
外濠の歴史や遺跡をガイドツアー形式でめぐる、歴史ツアー振り返り学習
(3)江戸城外濠プロジェクションマッピング2025
開催期間
令和7年11月20日(木曜日)~11月23日(日曜日)の4日間
17時00分~20時30分
開催場所
上映
江戸城外濠牛込濠法面(のりめん)(新宿区市谷田町三丁目約100メートルの区間)
観覧
千代田区立外濠公園
内容
昨年度に続き、外濠の景観を活かしたプロジェクションマッピングを投影します。
事業概要のアニメーションに続いて、幻想的な光の物語が続き、水辺再生への思いを込めた映像が約6分間続きます。
なお、昨年度の2倍のプロジェクターにより4万ルーメン相当の輝度で投影します。
2 参考
(1)外濠浄化プロジェクト
東京都は、「2050東京戦略 東京 もっとよくなる」(令和7年3月)において、歴史的財産である外濠の水質改善を進め、都心で働く人々に癒しの場を提供するとともに、品格ある景観の形成により地域全体の活性化を図る「外濠浄化プロジェクト」を提示し、外濠浄化の推進を契機として、「水の都」東京を甦らせるとしています。
(2)その他 地元団体との連携(外濠EXPO)
地域と大学民間企業が対話を通じて江戸城外濠の価値を共有し歴史を継承しながら未来への考えを育む提案型イベントを外濠水辺再生協議会が主催、外濠市民塾が協賛、東京都が後援で当イベントと同時期の11月に開催されます。
本件は、「2050東京戦略」を推進する取組です。
戦略19 緑と水「外濠や玉川上水を活かした品格ある景観の形成」