報道発表資料
デジタルサービス局

「Tokyo区市町村DX Connect Day 2025」を開催します Tokyo区市町村DXawardを発表の場から交流の場へリニューアル

今年度の注目テーマは「生成AI」、生成AIが導く自治体業務の未来像を体感

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東京都は、都内区市町村の優れたDX事例を共有し、職員同士や企業等との交流を通じて新たな協働を生み出すイベントとして、「Tokyo区市町村 DX Connect Day 2025」を開催します。
「Tokyo区市町村 DX Connect Day 2025」は、都内区市町村のDX推進を目的に、最新技術動向等のステージセッション・展示や、都内区市町村の優れた取組を表彰するDXアワードを通じ、交流と協働を促進する取組です。
このイベントは、都内自治体が、行政の諸課題をデジタルの力で解決する具体的な方策や事例に触れ、地域の課題に応じて実践するためのきっかけを創出することを目的に、令和5年度から開催しています。
今年度は、イベントの規模や内容を拡充し、「発表から交流の場へ」のコンセプトの下、従来のアワードの開催に加え、国内外の企業や(一財)GovTech東京等によるステージセッション、多彩なブースの展示など、総合的なDXイベントにリニューアルし、区市町村職員など来場者の皆様をお迎えします。
なお、リニューアルにあわせて、イベントの名称を「Tokyo区市町村DXaward」から、「Tokyo区市町村DX Connect Day」に変更しています。
イベントのコンセプトに「つながる(Connect)」を掲げ、まずは区市町村が「つながる」、そして区市町村と都が「つながる」、さらには、全国の自治体や国、民間、そして世界と「つながる」DXネットワークの起点となることを目指します。

開催日時

令和7年12月24日(水曜日)10時00分から17時15分まで(予定)

参加対象者

都内区市町村職員、東京都職員、(一財)GovTech東京職員、政策連携団体職員 等

※イベントの様子はオンラインで配信します。オンライン配信はどなたでも視聴可能です。

今年度のテーマ

今年度の注目テーマは「生成AI」です。
国内外の企業や(一財)GovTech東京による講演や展示を通じて、区市町村職員がAI技術を身近に感じ、業務革新の可能性を肌で体験できる場を創出します。

※生成AI以外の講演や展示もあります。

イベント内容

ステージセッション(今年度新規)

生成AIやクラウド技術の最新動向、自治体業務での実践事例、都庁DXアワード取組紹介、さらに共同調達ツールの活用方法を通じて、行政のデジタル変革を加速するヒントをお届けします。

ステージセッションの内容

  • (一財)GovTech東京による生成AIプラットフォームを活用した実践事例の紹介
  • グーグル・クラウド・ジャパン合同会社、日本マイクロソフト株式会社による生成AIやクラウド技術の最新動向やデジタル変革の事例の紹介
  • 都庁DXアワード2025エントリー取組の紹介
  • 共同調達ツール(RPA、e-Learning、AI議事録、AI-OCR)の紹介

展示ブース(今年度新規)

イベントテーマに沿った展示ブースを終日開設します。各ブースでは、行政DXの取組やツールの体験、交流を通じて、ステージでの紹介内容をより深くご理解いただけます。

展示内容

  • 共同調達ツールの展示・体験(RPA、e-Learning、AI議事録、AI-OCR)
  • スタートアップ企業と区市町村による協働事例紹介
  • 生成AIプラットフォーム活用最前線
  • 魅力満載!東京の島々をご紹介 ほか

区市町村DXアワード

行政サービス部門、業務改善部門、DXアイデア部門に対してエントリーのあった32自治体等78件のうち、一次審査を通過した18自治体29件のプレゼンテーションを実施します。プレゼンテーションの内容を踏まえ、審査委員が投票を行い、受賞取組・提案を決定します。

審査委員

  • 東京都CIO(副知事 宮坂学)
  • デジタルサービス局長
  • 一般財団法人GovTech東京理事
  • 全区市町村CIO
  • 自治体職員

表彰式

宮坂CIOから、優秀な取組を行った8組に対して、表彰します。

対象
大賞 行政サービス部門、業務改善部門、DXアイデア部門の部門毎に1件(計3件)
優秀賞 行政サービス部門、業務改善部門、DXアイデア部門の部門毎に1件(計3件)
DXスプリント賞 行政サービス・業務改善部門内から1件(計1件)
AIイノベーション賞 行政サービス・業務改善部門内から1件(計1件)

各自治体の取組・提案内容

別紙(PDF:382KB)のとおり

当日のスケジュール

タイムライン ステージセッション・区市町村DXaward 展示ブース
10時00分~10時05分 オープニング:デジタルサービス局長挨拶 終日
10時05分~10時30分 共同調達ツールのご紹介
10時40分~10時55分 未来を拓く!生成AIプラットフォーム活用最前線
11時05分~12時10分 区市町村DXaward 1):業務改善部門(11取組)
12時10分~13時15分 休憩
13時15分~13時30分 都庁DXアワード2025エントリー取組のご紹介
13時40分~14時30分 区市町村DXaward 2):DXアイデア部門(8提案)
14時40分~14時55分 生成AI の登場から3年、最新の活用例と今後の行方(日本マイクロソフト株式会社)
15時05分~16時05分 区市町村DXaward 3):行政サービス部門(10取組)
16時15分~16時30分 自治体市場におけるGoogle CloudのAIに関する取組(グーグル・クラウド・ジャパン合同会社)
16時45分~17時15分

区市町村DXaward 4):表彰式・講評

イベントの視聴について

参考 Tokyo区市町村DXaward

行政の諸課題の解決を目指した各自治体のDXの取組や自治体又は職員等の新たなDXに関する提案を都内自治体で共有・横展開するとともに、DXに取り組むマインドの機運醸成を図ることを目的とし、令和5年度から実施してきました。
昨年度はエントリーのあった全34自治体等79取組・提案のうち、一次審査を通過した21取組・提案のプレゼンテーションを実施し、「区市町村DX賞」「DXアイデア賞」「DXスプリント賞」を決定しました。
これまでのTokyo区市町村DXawardの取組の詳細については、デジタルサービス局ホームページをご参照ください。

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昨年度の大賞・特別賞受賞取組

区市町村DX賞(大賞)

行政サービス部門

調布市「産学官連携によるごみ分別支援AI「調布ごみナビ」の試験運用」

業務改善部門

練馬区「徴税吏員支援のシステム構築」

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DXアイデア賞(大賞)

DXアイデア部門

板橋区「Govtech東京と自治体の混成チームで開催する「もくもくの会」」

DXスプリント賞(特別賞)

部門共通

狛江市「生活保護AIヘルプデスクサービスの導入」

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