- 報道発表資料
毎年9月と3月は東京都の自殺対策強化月間です! 第38回 自殺防止!東京キャンペーン
自殺は、その多くが防ぐことのできる社会的な問題とされています。都民や関係機関の皆様が自殺対策に理解を深め、悩みを抱える人に気づき、必要な支援につなげることなどが、自殺防止に繋がります。
東京都においては、毎年、2,000名近い方が自殺により亡くなられており、特に10~20代の方の自殺が深刻な状況が続いています。誰も自殺に追い込まれることのない社会の実現に向けて、キャンペーンを実施しますので、ぜひご覧ください。
キャンペーン中の取組
1 特別相談
関係機関と連携し、電話相談の相談受付時間の延長などを行います。詳細は(別紙1)本キャンペーンのチラシ(PDF:2,601KB)をご覧ください。
2 こころといのちの講演会
若者のOD(過量服薬)やリストカットなどの背景や寄り添い方について、都民の方を対象に講演会を開催します。詳細は(別紙2)講演会チラシ(PDF:830KB)をご覧ください。
3 チラシ・リーフレット・ポスター等での広域的な普及啓発
- 区市町村や関係機関を通じて、本キャンペーンのチラシや相談窓口一覧リーフレットの配布を行います。以下の自治体では、街頭等で啓発資材の配布を行います。
港区、文京区、台東区、墨田区、品川区、目黒区、中野区、板橋区、八王子市、三鷹市、青梅市、昭島市、調布市、日野市、国分寺市、東大和市、清瀬市、武蔵村山市、西東京市、瑞穂町、日の出町 - 鉄道会社や九都県市(埼玉県、千葉県、神奈川県、横浜市、川崎市、千葉市、さいたま市、相模原市)等と連携し、ポスターや画像の掲出を行います。
4 自殺対策強化月間ライトアップキャンペーン
強化月間に合わせて、都庁第一本庁舎、東京芸術劇場等のライトアップを行います。
各取組の詳細は別紙チラシ(PDF:2,601KB)やホームページをご覧ください。
国が定めた「いのち支えるロゴマーク」は、自殺対策の相談対応で重要な「気づき、傾聴、つなぎ、見守る」の流れを一体的に行うことで、いのちを支えるという決意が込められています。
ライトアップでは、本ロゴマークに使用されている4色を点灯します。
参考
こころといのちの講演会
若者のOD(過量服薬)やリストカットなどの行動の背景にある心理や要因を理解し、どのように寄り添うことがよいか、お伝えします。
講師
精神科医 松本俊彦氏
オンライン開催で、申し込みはホームページで3月9日まで受付。詳細は(別紙2)講演会チラシ(PDF:830KB)をご覧ください。
東京都こころといのちのほっとナビ ここナビ
東京都では、こころの不安や経済的な悩みなどに関し、お住まいの地域に応じた相談窓口を検索できる「東京都こころといのちのほっとナビ ここナビ」を開設しています。こころのセルフケアやこころを整えるAIツールもご案内しています。
あなたもゲートキーパーに まずは声をかけることから
ゲートキーパーとは、自殺のリスクにつながるような悩みに気づき、声をかけ、話を聴き、必要な支援につなげ、見守る人のことです。特別な資格は必要ありません。
1)気づき、声をかける
声掛け
(例)
「どうしましたか。おつらそうで心配です。」
「眠れていますか?力になれることはありますか?」
2)話を聴く
相手の苦労をねぎらい、共感を表す
(例)
「それはつらかったですね。よく耐えてきましたね。」
「これまで一人で頑張ってきたのですね。」
「死にたい」という言葉と気持ちに寄り添う
(例)
「死にたいと思うほどつらかったのですね。」
「それほどおつらくて、消えてしまいたいと思うんですね。」
3)必要な支援につなげる
紹介する
(例)
「この困りごとについては、○○の窓口が詳しいと思うので、そちらにも相談してみてはいかがでしょうか。」
具体的なアクセス方法等を示す
(例)
「○○の窓口は、平日9時00分から17時00分まで受け付けているようです。電話番号は…です。私から連絡してもよろしいでしょうか。」
→相談窓口はここナビで。
4)見守る
継続的な関わりができる場合は、相談窓口につないだ後も、必要があれば相談にのることを伝えましょう。
自殺対策の推進のための情報発信の注意事項 特にメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識
自殺関連の情報発信にあたっては、WHOが定めたガイドライン「自殺対策を推進するためにメディア関係者に知ってもらいたい基礎知識(2023年版)」(厚生労働省ホームページ)(PDF:1,680KB)をご参照の上、不適切な情報発信により自殺を誘引しないよう、一層の配慮をお願いいたします。
責任ある自殺報道 クイック・レファレンス・ガイド
するべきこと
- 自殺を考えたり自殺の危機が高まったりしたときに、どこに、どのようにして助けを求めればよいか、正しい情報を提供する
- 自殺や自殺予防に関して、正確な情報に基づいた事実を周知する
- 生活の中でストレスを抱えたり、自殺を考えたりしたときの対処法や助けを求めることの大切さについて報道する
- 有名人の自殺を報じる際には、特に注意を払う
- 家族や友人などを自殺で亡くした方、自殺を考えたことがある方や自殺未遂をしたことがある方に取材をする際には、慎重に行う
- 自殺について報道するときに、メディア関係者自身がその影響を受けてしまう可能性があると認識する
してはいけないこと
- 自殺に関する内容をトップニュースとして扱ったり、報道を漫然と繰り返したりしない
- 自殺の手段を描写しない
- 場所に関する名称や詳細な情報を伝えない
- 自殺をセンセーショナルに扱ったり、美化したり、よくある普通のこととして扱ったり、あるいは問題を解決する有効な方法のように紹介したりする言葉やコンテンツは使用しない
- 自殺の原因を単純化したり、一つの要因に決めつけたりしない
- 見出しにセンセーショナルな言葉を使わない
- 自殺関連の写真、ビデオ映像、録音した音声、デジタルメディアやソーシャルメディアへのリンクを使用しない
- 遺書の詳細を報じない