- 報道発表資料
「吸収・除去系カーボンクレジット創出促進事業」東京都の農地においてカーボンクレジットが創出されました!
東京都では、スタートアップと連携して、都内の自然資源を活用し、CO2を吸収・除去することで生まれるカーボンクレジット【注1】の創出を促進する「吸収・除去系カーボンクレジット創出促進事業」を実施しています。このたび、令和6年度に採択した実証事業において、都内の農地由来のカーボンクレジットの発行が完了しましたので、お知らせします。
【注1】カーボンクレジットは、省エネ設備の導入や森林管理の取組等によるCO2等の排出削減量や吸収量を、第三者機関による検証等を経て企業等の間で取引できるよう認証したものであり、脱炭素を進める効果的な仕組みです。
実証事業者
株式会社フェイガー
企業概要
住所
千代田区大手町2-2-1 新大手町ビル3階 0 Club
設立日
令和4年7月7日
代表者
代表取締役 石崎貴紘
持続可能な農業(環境配慮・収益性・生産性を実現する農業)の実現を目指し、カーボンクレジット制度を活用した農業の気候変動対策の拡大を行なっています。
実証事業の概要
バイオ炭の農地施用による炭素貯留促進のためのバイオ炭の施用効果の見える化と高機能化の実証提案
農業従事者による自主的・継続的なバイオ炭施用の取組拡大に向けたバイオ炭の農地施用による効果の定量化とバイオ炭の機能性追加による生産性向上の実証(令和7年12月で実証終了)
認証されたクレジットについて
クレジット種別
J-クレジット
適用方法論
AG-004 バイオ炭の農地施用
今回認証量
2,617キログラム-CO2 相当(都内農地分に限る)
実施場所
東京都町田市、八王子市 他
- 都内農家との連携により、町田市にて玉ねぎの栽培実証試験を、八王子市にて小松菜、赤カブ等の栽培実証試験を実施しました。今回連携した都内農家とは、今後もクレジットのモデル構築に向けて取組みを継続します。
- 引き続き当該事業者は、東京都の「プログラム型プロジェクトを活用したカーボンクレジット創出支援事業」での取り組みにおいて都内参加農地を拡大していくことにより、2033年末までに約2万トン-CO2【注2】のクレジット創出を見込んでいます。
【注2】「トン-CO2」とは、温室効果ガスの削減・吸収量をCO2換算の重量で表した単位です。本プロジェクトを通じて創出が予定されている2万トン-CO2は、日本の標準的な家庭約5,643世帯が年間で排出する温室効果ガスの量に相当します。
事業概要
農林水産分野でのCO2の吸収・除去に関する優れたアイデアや技術等を有するスタートアップを公募・選定し、都内での吸収・除去系カーボンクレジットの創出に向けた実証事業に対し、経費負担等の支援を2か年にわたって実施
支援内容
- 1)実証事業に係る経費の負担(最大4,000万円/2か年)
- 2)事業プロモーターによる伴走支援
参考 プログラム型プロジェクトを活用したカーボンクレジット創出支援事業
都内中小企業等との幅広いネットワークを有する経済団体や金融機関等と連携し、国が認証するJ-クレジット制度における「プログラム型プロジェクト」を運営し、都内中小企業等の削減・吸収活動のクレジット化に取り組む事業者に対し、成果連動型の協定金により、その取組を支援
プログラム型プロジェクトとは
より小さな削減活動でもカーボンクレジット化が可能になる取組として、今、全国で注目を集めています。
事業ホームページでは採択事業に関する報告会の様子等を掲載しています。
本件は、「2050東京戦略」を推進する事業です。
戦略20 ゼロエミッション「GXの実現を支える基盤づくり」