報道発表資料
教育庁

令和8年度東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査について


東京都教育委員会は、令和8年度東京都立高等学校入学者選抜における学力検査(令和8年2月21日実施)を受検した者を対象として調査を実施しました。
この度、この結果がまとまりましたので、お知らせします。

1 目的

  • (1)令和8年度東京都立高等学校入学者選抜学力検査問題における出題の基本方針に基づき東京都教育委員会が作成した学力検査問題(以下「共通問題」という。)を受検した者について、その学力の実態を把握する。
  • (2)各教科・各問の正答及び誤答を分析し、その結果を公表することで、各学校における教科指導の改善に資する。

2 内容

第一次募集・分割前期募集(令和8年2月21日実施)において、全日制高等学校を志願し、共通問題により学力検査を受検した者について、次の調査を実施した。

  • (1)全数調査による教科別の平均点及び得点分布
  • (2)抽出調査による各教科の小問・大問正答率

3 結果(概要)

項目/教科 国語 数学 英語 社会 理科
教科別受検者数 30,900人 30,901人 30,742人 34,430人 34,429人
教科別実施校数 151校 151校 150校 160校 160校
教科別平均点 74.9点
 (75.0点)
60.4点
 (60.4点)
61.2点
 (63.7点)
59.9点
 (59.9点)
66.7点
 (59.2点)

【注】教科別平均点欄の括弧内は、令和7年度入学者選抜学力検査における各教科の平均点である。

各教科の平均点の比較画像

 4 中学校等における指導の改善の視点(概要)

(1)国語

1)文章中の表現の効果について、自分の考えを伝え合う際に、その考えを支える根拠となる段落や部分などに着目する学習の充実、2)文章中に示されている具体例と、書き手の主張との関係を考えながら内容を把握する資質・能力を身に付ける学習の充実、3)情報の適否を見極めながら整理して読み進める資質・能力を身に付ける学習の充実

(2)数学

1)条件を適切に読み取り、文字を用いて的確に表現し処理する学習の充実、2)図形に関する基礎的・基本的な事項を活用したり、それらを組み合わせて考察したりする学習の充実、3)目的に応じて空間図形の一部として平面図形を捉えたり、空間図形を平面図形に帰着させて捉えたりする学習の充実

(3)英語

1)聞いたり読んだりしたことについて、自分の考えや気持ちを話したり書いたりするなどの複数の領域を統合した言語活動の充実、2)既習の語彙や表現などを実際に活用して、その定着を図る学習の充実、3)登場人物の心情や行動などに注意して読む活動を通して、物語の概要や要点を正確に把握する力を身に付ける学習の充実

(4)社会

1)歴史に関わる事象について、時期や年代、推移、比較、相互の関連や現在とのつながりなどに着目して多面的・多角的に考察する学習の充実、2)国会を中心とする我が国の民主政治の仕組みについて、対立と合意、効率と公正、民主主義などに着目して多面的・多角的に考察する学習の充実

(5)理科

1)化学変化をイオンのモデルと関連付けて考察し、微視的に事物・現象をとらえる学習活動の充実、2)原理や法則などの理解を深める探究の過程を通して思考力、判断力を育成する学習活動の充実

令和8年度東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査報告書(PDF:3,931KB)
参考資料:調査報告書 活用のポイント(PDF:716KB)

記事ID:000-001-20260625-074625