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令和4年(2022年)6月29日更新

アブダビ首長国出張の概要・成果

1 出張概要

令和4年(2022年)5月15日(日曜日)から18日(水曜日)まで、アブダビ首長国を訪問し、都立高校として初めてとなる中東との交流等に向けて、現地関係者との意見交換や教育機関への視察を行いました。
この訪問により、教育に熱意をもって取り組んでいる国の姿を改めて知ることができました。また、政府の要人の方々との意見交換を通じて、東京とアブダビの高校生が交流することの重要性の認識を共有することができ、次代を担う人材を育むための道筋ができました。
さらに、シェイク・ハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン前大統領殿下の逝去に伴う弔問を行いました。

期間

令和4年5月15日(日曜日)~5月18日(水曜日) ※日程表

出張人数

6名

総経費

7,055千円 ※出張者及び経費の内訳はこちら(PDF:66KB)

2 出張先での主な行動と成果

5月15日(日曜日)

夜、成田空港を出発しました。

5月16日(月曜日)

現地時間の朝、ドバイ国際空港に到着し、その後アブダビに移動しました。

午後は、シェイク・ハリーファ・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン前大統領殿下の逝去に伴い、シェイク・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン大統領殿下への弔問を行うため、プレジデンシャルフライト【注1】を訪れ、「大統領に対して、個人と東京都として、偉大なリーダーが逝去されたことを深く悼んでいる」ことを直接表明しました。また、かねてより大統領殿下は日本の道徳観や礼儀を重要視されていて日本の教育に非常に関心が高いことから、今後、東京とアブダビの高校生の相互交流の実現に向けて連携していくことを確認し、次代を担う人材を育成する扉を開ける機会となりました。

【注1】プレジデンシャルフライト:アラブ首長国連邦のアブダビ首長国の国家元首の飛行業務を担う飛行場に隣接した接遇会場

そして、アブダッラー・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン外務・国際協力大臣、スルタン・ビン・アフマド・アール・ジャーベル産業・先端技術大臣兼日本担当特使の接遇を受けました。

その後、シェイク・ナヒヤーン・ビン・ムバーラク・アール・ナヒヤーン寛容・共生大臣【注2】と大臣自邸で面会し、ハリーファ前大統領に対し哀悼の意を示しました。
また、ナヒヤーン大臣は今年3月まで開催されたドバイ国際博覧会で委員長を務められていたことから、コロナ禍を乗り越えた万博の成功に対してお祝いを述べました。そして、教育を通じてお互いの文化や慣習を理解することは多文化共生の一層の推進につながることで意見が一致しました。そのためにも東京とアブダビの高校生が相互に交流することは重要であり、今後の高校生の交流に向けた方向性について、認識を共有することができました。

【注2】寛容・共生大臣:政治信条や宗教上の偏見等の撲滅、多文化共生の取組を推進する大臣

5月17日(火曜日)

午前中は、シェイク・ハーリド・ビン・ムハンマド・ビン・ザーイド・アール・ナヒヤーン アブダビ執行局長と面会し、ハリーファ前大統領殿下に対し哀悼の意を示しました。また、日UAE両国の外交関係樹立50周年の節目に、次代を担う同世代の若者たちの交流を開始し、両国の友好関係を発展させていきたいと述べ、都立高校生とアブダビの高校生との国際交流を、早期に具体的に進めていくことで合意を得ました。

各要人との面会を通じて、教育分野における連携強化を図るために、関係者間の協議を開始することとしました。

次に、アブダビ日本人学校を視察しました。アブダビ日本人学校は、日本人としてのアイデンティティーを大切に、主体的に学ぶ子供を育成しています。こうした環境の中、同校は、UAEの子供も受け入れていることから、宮崎幸夫校長らと日本の学校との交流についても意見交換を行いました。

※宮崎氏の「崎」は、正しくは「大」が「立」のものです。

写真1

写真2

午後は、応用技術高等学校(Applied Technology High School、略称ATHS)を訪問しました。
同校の教育プログラムは数学・物理・科学・コンピューターなどの理系科目が中心で、授業は英語で行われています。また、課外活動として日本語講座が開設されており、日本語による授業や日本文化を学ぶクラスを視察しました。
こうした特色ある教育方針についてアフマド・アブドゥル・マナン・アルアワーIAT【注3】理事長等から説明を受けるとともに、高校生の国際交流や多文化共生の意義や重要性を確認しました。

【注3】IAT:正式名称はInstitute of Applied Technologyで、ATHSを含む複数の教育機関の上部組織

写真3

写真4

その後、アブダビ首長国出張の最後の用務として、ハリーファ大学とザーイド大学の日本クラブに所属する学生と交流し、日本・東京の文化の魅力や自らの経験に触れながら、日本語を学ぶ学生たちを激励しました。

写真5

写真6

夜、日本に向け、アブダビ国際空港を出発しました。

5月18日(水曜日)

午後、成田空港に帰着しました

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