秋の勲章伝達式

平成28（2016）年11月4日（金曜）、平成28年秋の勲章受章者のうち、東京都による伝達式が都庁で執り行われ、小池知事が出席しました。

小池知事から勲章の伝達を受けた方々は、地方自治に功績のあった旭日小綬章、旭日双光章、瑞宝小綬章、瑞宝双光章の21名、厚生労働関係に功績のあった旭日双光章、旭日単光章、瑞宝双光章、瑞宝単光章の15名の計36名です。（他に当日欠席された方3名）

伝達後の挨拶で、知事は、長年にわたり各分野において多大な功績をあげた受章者と、労苦をともにしたその家族・関係者に敬意と感謝を表し、「我が国が戦後の復興を成し遂げ、今日の平和と豊かさを享受できているのは、皆さま方をはじめ、先人たちの精進の賜物です。今回の受章は、これまでのたゆまぬ努力が報われたことへの称賛であり、後に続く多くの人たちに、夢と希望を与え、大きな励みとなります」と述べました。
また、4年後に迫った2020年のオリンピック・パラリンピック競技大会に触れ、「1964年の東京大会は、高度経済成長の流れの中、大きく飛躍していく東京、日本を象徴するものでした。それから半世紀を経た今、成熟都市となった東京は、2020年大会を契機に、新たな高みを目指していかなければなりません。東京都知事として、皆さまがこれまで築き上げてきた東京の豊かさに深く感謝すると共に、日本の未来を明るく照らす新しい東京を、皆さまと共に築いていきたい。これからも皆さまのお力をお貸しいただき、社会の手本として、後進への指導をお願いしたい」と語りかけました。