「ワイドコラボ協定」締結式

平成29（2017）年3月6日（月曜）、東京都と第一生命保険株式会社は、都として初の取組みとなる「ワイドコラボ協定」を締結し、締結式に小池知事が出席しました。

この協定は、都民ファーストの視点に立った都政運営を、効果的かつ効率よく進めていくために、企業等が持つ様々な資源を活用していくことが必要との考えに基づき、都と企業等が、複数の政策分野にまたがって包括的・横断的な連携・協力を行っていくための協定であり、「ワイドコラボ協定」と命名されました。

知事は、第一生命保険株式会社が契約者ファーストの視点や、働きやすい職場環境の確保など、CSR（企業の社会的責任）のモデルとなる活動を続けてきたとし、「豊富な経営資源を活用し、都民の皆さまの健康づくり、ライフ・ワーク・バランスなどの範を示していただきたい」、「都民がいきいきと活躍し、かつ、経済もしっかりと回っていくwin-winの姿を、この東京で作り上げていくため、更なる協力をお願いします」と述べました。
渡邉光一郎　第一生命保険株式会社　代表取締役社長は、都民ファーストを基本にした、都が掲げる3つのシティの考え方は、第一生命の考え方と重なる部分が多いとして、「私どもは必ずやお役に立てます。私どもの取組みが、ベストプラクティス（最も良い手法）のモデルとなるようにしたい」と応じました。

今回の協定の締結により、以下の7つの項目について連携・協力を進め、地域社会の発展と都民サービスの更なる向上を図ります。

1.健康増進に関すること
2.文化及びスポーツ振興に関すること
3.防犯・見守りボランティアに関すること
4.環境に関すること
5.ライフ・ワーク・バランス及び女性の活躍推進に関すること
6.中小企業支援に関すること
7.その他、地域社会の活性化及び都民サービスの向上等に関すること