都立汐入公園内保育所開所式

平成29（2017）年4月1日（土曜）、都立汐入公園内保育所（私立にじの森保育園）開所式が開催され、小池知事が出席しました。
「私立にじの森保育園」は、国家戦略特区制度を活用した都市公園内保育所の設置特例で、全国初の認定を受けた保育所です。地域に開かれた都市公園内保育所を目指し、屋上広場の床面は人工芝で、ゲートボールコートとしても活用できるほか、在宅で子育てをしている人や、公園に遊びに来ている親子が、休憩や授乳、おむつ替えなどに利用できるよう、保育園内に地域子育て交流サロン専用室を設置しています。

開所式では、西川　荒川区長、並木　荒川区議会議長のあいさつに続き、来賓として知事が挨拶しました。
知事は、「23区内は保育所を設置する土地の確保が難しく、場所探しに時間を費やすよりも少し発想を変えてみようということになり、国家戦略特区制度を活用して、都立汐入公園内に保育所をオープンするに至りました。これをひとつの新しい象徴に、待機児童対策の新しい発想として、健やかに安心して子供達が過ごせる場所の確保にしていきたい」、また、「今後、ここをモデルとして、地域に開かれた保育所が、都内各地に広がっていくことを望んでいます」と話しました。
開所式終了後、知事は子育て支援室を視察し、園児達と触れ合いました。