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平成29年(2017年)4月5日更新

行政視察(小金井市・東村山市)

平成29(2017)年4月1日(土曜)、小池知事は、小金井市・東村山市を視察で訪問しました。
始めに小金井市を訪れた知事は、都立小金井公園の「小金井桜まつり」に併せて開催されたフラッグツアーイベントに参加しました。
アンバサダーの三宅宏実選手(オリンピアン/ウエイトリフティング)とともに、オリンピック旗、パラリンピック旗を西岡 小金井市長らに引き継いだ知事は、「桜の花が満開になることを心待ちにしてわくわくするように、皆さまにご協力をいただき、2020東京大会を何としてでも成功させていきましょう」と呼びかけました。

その後、知事は東村山市に移動し、多磨全生園及び秋津療育園を視察しました。
まず、国立ハンセン病療養所の多磨全生園を訪れた知事は、納骨堂において献花し、その後、一般介護棟で、全国ハンセン病療養所入所者協議会事務局長 藤崎陸安氏と面会しました。
次に、重症心身障害児(者)施設の秋津療育園を訪問し、施設内で利用者達と交流したほか、園長から説明を受けました。

視察を終えた知事は、多磨全生園について、「知事の訪問は57年ぶりとのこと。今、なすべきことは、未だに残る差別や偏見を、どのようにして無くしていくのかということ。国立の施設だが、都として人権という観点から、偏見、差別の解消に努めていきたい」としました。秋津療育園については、「重度の障害の中にも、さらにいろいろなレベルがあります。その中で、この療育園は長年ケアを続けておられます。国、都、市でしっかりと対応し、連携をとっていきます」と話しました。
また、多磨全生園と秋津療育園の両方に関わることとして高齢化の問題を挙げ、「いろいろなケースについて考えなければならない。その対策がどうあるべきか、費用はどうするかなどを考えるにあたって、大変参考になる訪問となりました」と語りました。

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