国際柔道連盟理事と面会

平成29（2017）年4月21日（金曜）、小池知事は、山下泰裕　国際柔道連盟理事と都庁で面会しました。

山下理事は、東京2020大会の追加種目に関する要望書を知事に手渡した後、「国際柔道連盟として、柔道の男女混合団体戦を追加申請しました。決定権はIOCにあるが、お力添えをいただきたい。1964年の東京オリンピックで初めて柔道が採用されて、同じ日本武道館で、東京2020大会に世界の柔道関係者が待望している団体戦が追加されれば、画期的である」として、知事へ協力を依頼しました。

知事は、柔道はこれまでに獲得したメダルの数が圧倒的に多く、東京2020大会でも牽引役として頑張って欲しいとし、「東京都は、男性も女性も大人も子供も、障害を持った方々も生き生きと輝ける街、ダイバーシティを目指しています。男女混合の団体戦は、まさしくダイバーシティの表れ。皆さんの要望が通ることを期待しています」と応じました。また、国際柔道連盟理事という役職について、「ルール作りをするところに日本人がいて、声を出していくことは極めて重要。理事としての活躍を、大変期待しています」とエールを送ると、山下理事は、「柔道の魅力がもっと伝わり、柔道の本来の姿が損なわれないようなルール作りに向けて、これからも全力を尽くしていきたい」と話しました。