市場のあり方戦略本部会議（第1回）

平成29（2017）年4月3日（月曜）、市場のあり方戦略本部会議（第1回）が都庁で開催され、小池知事が出席しました。

冒頭、知事は、昨年の11月に示したロードマップに沿って、専門家会議、市場問題プロジェクトチームでの検証など、一歩一歩ステップを着実に踏んできたとした上で、築地市場の老朽化に伴う課題、豊洲市場の食の安全性の確保など、整理すべき課題をしっかり見据え、これまでの検証の成果や残された課題を総点検し、今後の市場のあり方について考えていくために市場のあり方戦略本部を設置したと話しました。
また、「市場の現状だけでなく、物流環境の変化などを見据えて、市場全体の将来のあり方、長期的な収支を含めた事業の継続性について、戦略的な視点を持って検討をお願いします。一つずつこれらの作業を積み重ね、都民の理解と納得を得ていきたい」、「戦略本部の検討結果、総点検を踏まえて、私が総合的に判断していきます」と述べました。

戦略本部は、中西副知事を本部長として、中央卸売市場、政策企画局、財務局、総務局、その他、必要に応じて関係局で構成するものです。今後、「都民の理解と納得」、「豊洲・築地市場の課題」、「市場の将来的なあり方」の3つのテーマについて検証を行うほか、関係団体や外部有識者等からのヒアリングを行います。