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平成29年(2017年)6月23日更新

行政視察(バリアフリー対策箇所の歩道)

平成29(2017)年6月20日(火曜日)、小池知事は、(一社)日本パラリンピアンズ協会理事の田口亜希さんほか、ゲストメンバーとともに、都内のバリアフリー対策の対象箇所となっている歩道等の状況を視察しました。

まず始めに一行は、バリアフリー整備が予定されている、新宿区下落合2丁目付近の新目白通りの歩道を視察し、段差による通行への影響や課題を確認しました。
続いて、中野区江原町1丁目付近の目白通りで、バリアフリー整備が完了した歩道を視察し、段差の解消や歩道舗装面の傾きの改善、横断歩道手前に設置された視覚障害者用誘導ブロックなどを確認しました。併せて、バリアフリースポット情報や車いすで走行した情報等を共有するバリアフリーマップアプリ『WheeLog』の確認操作等を、開発者である織田友理子さん(NPO法人PADM代表)とともに行いました。

視察を終えた知事は、バリアフリー整備される前の歩道での車いす体験について、「ほんの少しの傾斜でも怖く、少しの段差でもなかなか乗り越えられない。実際に体験してみて、バリアフリー化の重要性を実感しました」と感想を述べました。また、歩道の電柱が車いすの歩行の妨げとなっているとして、「無電柱化を進めていきたい」と話しました。

田口さんは、「歩道のバリアフリー化は、車いすだけでなくベビーカーや高齢者にとっても有効なので進んでいって欲しい」と述べ、織田さんは、「車いすユーザーにとって、初めて行く場所には恐怖感があるが、事前情報があると心づもりができるので、アプリ『WheeLog』の充実を図りたい」としました。
また、視察に同行した視覚障害者のモハメド・オマル・アブディンさん(学習院大学法学部政治学科特別客員教授)は、「障害の種類、程度によって何がバリアかは全く違う。立場の違う障害者が、お互いに使いやすいものを考える必要がある」と語りました。

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